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日本文学100年の名作(第2巻 1924-1933) 幸福の持参者 新潮文庫

アンソロジー(著者), 大佛次郎(著者), 堀辰夫(著者), 林芙美子(著者), 加納作次郎(著者), 池内紀(編者), 川本三郎(編者), 松田哲夫(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784101274331

日本文学100年の名作(第2巻 1924-1933)

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商品レビュー

4.2

8件のお客様レビュー

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2022/08/15

学生時代に国語国文学科だったので、近代の作家さんは広く読んだつもりだったけど、このシリーズには知らない作家さんの作品や、有名な作家さんの作品でも知られざる名作が結構収録されていて、こんな小説があったのか、と嬉しい驚き。 巻末の「読みどころ」も読書欲を掻き立てられるし、脚注がそのペ...

学生時代に国語国文学科だったので、近代の作家さんは広く読んだつもりだったけど、このシリーズには知らない作家さんの作品や、有名な作家さんの作品でも知られざる名作が結構収録されていて、こんな小説があったのか、と嬉しい驚き。 巻末の「読みどころ」も読書欲を掻き立てられるし、脚注がそのページの端にあるのも、いちいち注を探してページをめくらずにすんで読みやすい。 手練れの読み手にも、日本文学初心者さんにもおすすめできるシリーズだと思う。 加能作次郎『幸福の持参者』、水上瀧太郎『遺産』、大佛次郎『詩人』が印象的だった。 ハッピーエンドでない作品からも、関東大震災や、大戦の気配の中でも生活していく人間のいじらしさを強く感じた。

Posted by ブクログ

2019/08/06

どの短編も良かった。夢野久作の「瓶詰地獄」はやっぱり好き。ほかの作品も笑えるやらしんみりするやらでやはり名作揃いだと思った。表題作の加能作次郎「幸福の持参者」や林芙美子「風琴と魚の町」が特に気に入ったのでもっとこの作者たちの作品を読みたいと思った。

Posted by ブクログ

2018/10/31

1924~1933年 関東大震災の復興、大正から昭和に、戦争の足音 (わたくしの生まれる直前の時代・・・) 口語体文学が発展途上にあって、こんなにも完成した短編が書かれていたとは驚きだ。 創作ながらに、しっかりとその時代、時代を捉えて生き生きと人間を再現させているので、面白...

1924~1933年 関東大震災の復興、大正から昭和に、戦争の足音 (わたくしの生まれる直前の時代・・・) 口語体文学が発展途上にあって、こんなにも完成した短編が書かれていたとは驚きだ。 創作ながらに、しっかりとその時代、時代を捉えて生き生きと人間を再現させているので、面白いことこの上ない。 中勘助『島守』 『銀の匙』だけではない。 岡本綺堂『利根の渡』 梶井基次郎『Kの昇天』 元祖、幻想短編か。 島崎藤村『食堂』 震災復興には「食だ!」というフレーズが新鮮。 黒島伝治『渦巻ける烏の群』 これぞ埋もれたプロレタリア文学。 加納作次郎『幸福の持参者』 普通のことがいいなあ。 夢野久作『瓶詰地獄』 水上瀧太郎『遺産』 龍胆寺雄『機関車に巣喰う』 林芙美子『風琴と魚の町』 尾崎翠『地下室アントンの一夜』 シュールレアリスムで驚いた。戦前は昭和の初めだもの。 ​上林暁『薔薇盗人』​ 堀辰雄『麦藁帽子』 ちょっとプルーストの『失われた時を求めて』の一部を彷彿させた。 大佛次郎『詩人』 広津和郎『訓練されたる人情』 上林暁の『薔薇盗人』を読みたくて、図書館検索に引っかかった本。 新潮文庫で池内紀・川本三郎・松田哲夫編にて年代別に1~10巻がある。 全巻読みたい、興味がわいてきた。

Posted by ブクログ

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