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リクルートという幻想 中公新書ラクレ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2014/09/10 |
JAN | 9784121505064 |
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リクルートという幻想
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リクルートという幻想
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商品レビュー
2.9
18件のお客様レビュー
憂国ならぬ憂社、憂リク。世間の評判からかけ離れる現実。リクルート上場という奇妙な冒険がどこ行くのか、面白い旅、良い旅になって欲しい。歴史から学び現実を直視し、上ではなく前を見て欲しい。リクルート関係者、信者の皆さん、目を覚ましてください! 糾弾ではなくエール。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
リクルートを崇める内容の本、逆に外部からの批判の本は多い中、”内部にいた人が批判している”本がなかなかないと思い、興味を持った。 「まとめ」 ・世間の多くが思っているリクルートのイメージと実態の差を、実際に内部にいた”元リク”の人が語っている。リクルートといえば営業が強い、新規事業がバンバン生まれるというイメージがそれぞれ実際には評価と評判に差がある(のではないか)という事、”江副モデル”や高収益モデルから外れたものは消される等新規事業としての広がりがない事という本質に迫っている。 ・特に焦点を当てているのが”リクルートは優秀な社員が多い”の”優秀”とは何か?という事である。不を解決する、自分で意思決定するのが美徳と言われながら結局、世の中の評価基準からして社内に目が向いているだけなんじゃないかというのは納得感があった。 「感想」 ・現リクルート、元リク及びそれらの人と付き合いのある人が世の中に少なくなく、それだけの批判を覚悟の上で書いてある事が伝わってきた。筆者個人の主観に基づくものも多分に含んでいるだろうが今のリクルートに対する危機感を正面から描いてあり背筋が伸びる思いだった。あえて主観的な色を強く書いたのかもしれないが、実際の数字で確認してみたいと思った。(例えば人材輩出会社かどうかって指標だと何が使えるんだろう…) ・実態がつかめないビジネスモデルである分、イメージで語られ内部の実情が見えにくいという面では電通と被る部分も感じる。例えば就活情報に関するビジネスを行なっている企業は多数あるにも関わらず、リクナビが批判の矢面になっているのはその表れと言えるのではないだろうか。 ・新規事業へのジレンマは実際に社員と話していても感じる。従来のリボンモデルから、よりクライアントサイド、カスタマーサイド共に寄った施策を(利益追求はずらさずに)目指していく必要がある。 「学び」 ・直球の批判が書かれた本を読んでも、「きっとこの人はリクルートのことが好きなんだろうな」と思ってしまうのはもはや病気なんだろうか。← 最近よく思うのだが、最近、リクルートにいれば会社が成長させてくれるという考えの新卒が多いのではないか。自分がリクルートを使ってやる、会社を通じて社会にこういう影響を与えるという気概を持つ。 ・上記において、ロマンとソロバンをその定義も含めていつも頭にいれているのか社員はもう一度議論をすべきだと思う。会社を大きくすることが大きいことなのか、社員にとってのロマンは果たして生活者にとってのロマンなのか、考えるポイントは多く、根本的な部分だと思う。 自分ゴトに昇華するなら、地方の若者に情報を与えることが果たして彼らにとってハッピーなのか、就活中から考え続けていることを改めて思い出す。
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入りたい人より欲しい人を採用する 自己有能感の実感、自己決定性、社会承認性を動機付け三条件として置いている
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