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昨日みた夢 口入れ屋おふく

宇江佐真理(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/07/01
JAN 9784041019894

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2022/06/15

口入れ屋(今の派遣会社だと思われる)のきまり屋のおふく。失踪した元夫への未練を引きずりながらも、女中の不足するお店に短期の手伝いにいく。 買い出しの支払いをしてくれなかったり、盲目の障害を言い訳に理不尽な要求をしてきたり、奥さまを女中として扱い蔑んだり。はたまた器量よしではないが...

口入れ屋(今の派遣会社だと思われる)のきまり屋のおふく。失踪した元夫への未練を引きずりながらも、女中の不足するお店に短期の手伝いにいく。 買い出しの支払いをしてくれなかったり、盲目の障害を言い訳に理不尽な要求をしてきたり、奥さまを女中として扱い蔑んだり。はたまた器量よしではないが、お金のない病人をタダで治療する医師に恋心を抱いたり。奉公先は様々でいろんな人がいる。不当な扱いも沢山受けるが、おふくは決して負けてない。弱い立場の人に出会うとかばって助ける。また、奉公先の粗末な食事に耐えたあと、実家で叔母の手料理に舌鼓を打つ様子は見ていてほっこりする。

Posted by ブクログ

2020/10/14

2020年10月14日 よりが戻るかと期待していたのに… 利用ばかりされ、自分が軽んじられるのは悔しいし、悲しい。 身分差や女性蔑視が現代とは比べ物にならない時代だろうけど、理不尽な扱いに腹が立つ。 利用して怠けている者よりも、利用される正直者に私はなりたい。 口入れ屋きまりやは...

2020年10月14日 よりが戻るかと期待していたのに… 利用ばかりされ、自分が軽んじられるのは悔しいし、悲しい。 身分差や女性蔑視が現代とは比べ物にならない時代だろうけど、理不尽な扱いに腹が立つ。 利用して怠けている者よりも、利用される正直者に私はなりたい。 口入れ屋きまりやは、その代表だ。 愛想を尽かされた雇い主は梯子を外されてその後どうやって生活するのだろう。小気味良い。

Posted by ブクログ

2018/12/13

祖父の代からの口入屋「きまり屋」 今は双子の伯父とおふくの父が一緒にやっている。 姿形も女の好みも仕草さえよく似た双子の伯父と父。 おふくは一度嫁いだものの、出戻りだ。 おふくの母親は労咳でなくなっていた。 伯父の妻、おとみも気持ちがいい。その次男彦蔵も幼い頃から一緒に育ったので...

祖父の代からの口入屋「きまり屋」 今は双子の伯父とおふくの父が一緒にやっている。 姿形も女の好みも仕草さえよく似た双子の伯父と父。 おふくは一度嫁いだものの、出戻りだ。 おふくの母親は労咳でなくなっていた。 伯父の妻、おとみも気持ちがいい。その次男彦蔵も幼い頃から一緒に育ったので本当の兄弟のように仲がいい。 頼まれた求人が、なかなか見つからない場合、 おふくは、そのつなぎに駆り出されるのであった。 度々、奉公先での家庭の中の問題や事件を見聞きし、 おふくも成長してゆく。 短編作品が口入屋を通して続いてゆき、最終話ではしっかり自分の心を見つめる余裕もできる成長した女性になったのだった。

Posted by ブクログ

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