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和歌山カレー事件 獄中からの手紙

林眞須美(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 創出版
発売年月日 2014/07/14
JAN 9784904795316

和歌山カレー事件 獄中からの手紙

¥825

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2021/11/16

疑わしきは罰せず。とは、何か。この書籍を読む限り、林氏の自分勝手な主張の展開だけに終始しており、例え、無実であったとしても、被害者への配慮や保険金詐欺への反省がもっとあってしかるべきだろうと感じることは正直ある。感情的には自業自得だろという気持ちになることもあるが、それは感情論で...

疑わしきは罰せず。とは、何か。この書籍を読む限り、林氏の自分勝手な主張の展開だけに終始しており、例え、無実であったとしても、被害者への配慮や保険金詐欺への反省がもっとあってしかるべきだろうと感じることは正直ある。感情的には自業自得だろという気持ちになることもあるが、それは感情論であり、法治国家としては、疑わしきは罰せず、が守られないといけないとは思う。真実はわからない、実際のところはわからない、疑わしいかもしれない。ただ、それと、死刑判決とはまた別の話であり、そういった意味で、無実ではないかもしれないが、無罪であるべきだと思う。

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2017/05/08

当時のメディア狂騒は相当なもので、報道では林一家の犯罪で当確でございます!という調子だったね。今考えるととても巧妙でした。取り上げられ方で、ロス疑惑の人と相通じるものがあったのかもしれません。死刑判決というのは、刑期を問うものとは一線を画していて、これは正義を問うものではなくて、...

当時のメディア狂騒は相当なもので、報道では林一家の犯罪で当確でございます!という調子だったね。今考えるととても巧妙でした。取り上げられ方で、ロス疑惑の人と相通じるものがあったのかもしれません。死刑判決というのは、刑期を問うものとは一線を画していて、これは正義を問うものではなくて、あらゆる権力の思惑が渦巻いている、というのは過去の死刑関連の事件でもそう思うんですが、やっぱり証拠が実はありませんでしたなんて言えないですよ。だから足利事件や毒ぶどうはあれだけ大きく取り上げられたんですね。検察は悪者よりはるかに怖いよ、力の大きさは計り知れないですから。

Posted by ブクログ

2015/11/26

 1998年7月、和歌山・園部の夏祭りでカレーに毒物のヒ素が混入され、死者4人を含む被害者67人という大惨事が発生した。同年10月、1か月以上も報道陣に自宅を取り囲まれ、メディアにさらされていた林眞須美が逮捕され、2009年に死刑判決が確定した。本書は、雑誌『創』に掲載された林の...

 1998年7月、和歌山・園部の夏祭りでカレーに毒物のヒ素が混入され、死者4人を含む被害者67人という大惨事が発生した。同年10月、1か月以上も報道陣に自宅を取り囲まれ、メディアにさらされていた林眞須美が逮捕され、2009年に死刑判決が確定した。本書は、雑誌『創』に掲載された林の手記や、家族、弁護士による発言などをまとめた一冊だ。  本事件には物的証拠がほとんどなく、林は一貫して無実を訴えており、当初検察が描いていた動機のシナリオは、すべてその後の調べで覆された。そのような状況で林の死刑判決を支えたのは、事件に使われたヒ素と林家のプラスチックのコップに入っていたヒ素が、同一のものだという鑑定結果だ。けれども最近、この鑑定結果に待ったをかける議論が起こっている。  リチャード・ロイド・パリーはルーシー・ブラックマン事件の中で、日本の警察の無能さと欺瞞にたびたび出会ったと書く。そして東電OL殺人事件、袴田事件などを例に引いて「日本の警察の改革は遅々として進んで」いないと断じる。  「国に殺されたくない」と林は繰り返し訴える。現在、本事件は弁護士らにより再審手続き中である。

Posted by ブクログ

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