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晴天の迷いクジラ 新潮文庫

窪美澄(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/06/27
JAN 9784101391427

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晴天の迷いクジラ

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商品レビュー

4

138件のお客様レビュー

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2024/02/23

総じて面白い作品だったのですが、あまりに登場人物の苦悩が生々しく描かれているのでちょっとネガティブな印象は受けるかもしれません、その意味でやや好みが分かれる作品かと思いますがとにかく文章がきれいで引き込まれました。 少し長いですがガッツリとした読み応えを求める人にはおすすめの一冊...

総じて面白い作品だったのですが、あまりに登場人物の苦悩が生々しく描かれているのでちょっとネガティブな印象は受けるかもしれません、その意味でやや好みが分かれる作品かと思いますがとにかく文章がきれいで引き込まれました。 少し長いですがガッツリとした読み応えを求める人にはおすすめの一冊です。

Posted by ブクログ

2024/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

不器用ながらも一生懸命に生きて、過ちを犯して、傷つけられて、傷つけた、察するに余りあるほどの3人(本当はおばあちゃんと雅治の2人も入れたい)が出会い迷いクジラを見に行く。 ク、クジラ、、?!?! なんとも意表をつく展開で唯一無二のストーリー。そこをすんなり受け入れてしまえるのは、全てにおいてリアリティがすごいからだと思う。全ての登場人物が本当に実在するかのような、温度と痛みを抱えている。 もうダメかと思ったクジラが、もがきながらもう一度海へ帰っていく。その後、どれだけ生きるか、そんなことは分からない。クジラを人間と同じように考えてはいけないという、身近にいたらめんどくさそうなクジラ博士の言葉が真理である気がして胸に残った、けど。それでも、人間だから人間としての心でクジラを見た時に、やっぱり希望をもらうんだよね。重ねてしまっていいじゃない。クジラに勇気をもらった人たちが少し日が差し始めた明日へと進んでいく。それぞれにまだまだ課題は山積みのままで。なんなら何も現状は変わっていないのもしれないけど、それでも一つ大切なものを握りしめた3人が!さわやかな読後感。後書きも素晴らしかったです。 一つお願いが。↓ 若本先生に連絡してあげてほしい・・・今もきっと心配しているだろうから!

Posted by ブクログ

2024/01/31

鬱の原因を煮詰めたどろりとした文章(しかも3人分)を詰めた前半に胃もたれしながら、迷いクジラを見に行く後半まで必死に読み進めました。読了後は雨が上がったようなさっぱりとした気持ちになれるので、何か思い悩むことがある人にはおすすめできる一冊です。 死なないでいられる理由なんて、些...

鬱の原因を煮詰めたどろりとした文章(しかも3人分)を詰めた前半に胃もたれしながら、迷いクジラを見に行く後半まで必死に読み進めました。読了後は雨が上がったようなさっぱりとした気持ちになれるので、何か思い悩むことがある人にはおすすめできる一冊です。 死なないでいられる理由なんて、些細なものだと思います。たとえば自殺を思い立った直後に鳩に糞を落とされたとか、飛び降りる直前にアイスの広告が目に入って食べたくなったとか、意外となんでもないことが、自死から離れるきっかけになったりすると思います。 だからもし、自殺を考えている人がいるのなら、自殺を思い立って迷いクジラを見に行くことにしたこの本の3人の話を追うことで、自殺から一瞬でも離れるヒントが得られるんじゃないかな、と思いました。そういう些細なきっかけになるものが、散りばめられている作品だと感じました。 思考をリセットして、新しく始めたいときにはおすすめしたいです。

Posted by ブクログ

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