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七夕の月
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七夕の月
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
毎日 スナップ写真 イメージを残そう 毎日まぼろしを創造しよう やがて滲んで 見えなくなるイメージをたのしもう 毎日 朽ちるそのときまで 折り鶴を折ろう
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- ネタバレ
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「七夕の月」はご自身が住まわれている宮城県仙台市の「仙台七夕まつり」を主題にした物語。 仙台の老舗紙店の店主だった、ひいおばあちゃんが倒れて、 両親とともに東京から仙台に引っ越してきた晴海和也が、 小学校のクラスメイト杉野明彦に「仙台七夕まつり」を知らないといったことから からかわれる。 担任の先生から夏休みの自由研究に「仙台七夕まつり」をやったらどうかと言われて 明彦と二人でやるはめになった。 いやいやながらも自由研究を始める和也。 しかし、明彦と和也には縁があったのだ。 読み進めていくと、仙台の七夕飾りにはいろいろな意味があること。 戦争で焼け野原になった仙台の町の復興を願って、七夕をしたこと。 そして一番新しいことと言えば、東日本大震災のあとも復興と鎮魂を祈って七夕まつりを行ったこと。 この本から教わりました。 ひいおばあちゃんの少女時代の切ない話に涙して、 和也と明彦へ願いを託す心に涙した。 ひとみさんの書くお話は、本当に心に沁みます。 どうか、この本が多くの人たちに読まれますように。
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