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語りあかそう
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語りあかそう
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
消しゴム版画家でコラムニスト。ナンシー関が亡くなって今年で 17年になるんだね。ナンシーを失ったのは本当に哀しい。今でも 「ナンシーだったらどう書くかな?」って思うもの。 本書は1990年代に雑誌に掲載された対談やインタビューで構成し、 2014年に発行された。 私...
消しゴム版画家でコラムニスト。ナンシー関が亡くなって今年で 17年になるんだね。ナンシーを失ったのは本当に哀しい。今でも 「ナンシーだったらどう書くかな?」って思うもの。 本書は1990年代に雑誌に掲載された対談やインタビューで構成し、 2014年に発行された。 私にとってナンシーの版画とコラムは最高の娯楽だったんだ。だから、 「ナンシー関」の名前があれば内容はどうあろうと購入してしまう。 ただ、対談って一方の話し手に興味があるだけでは楽しめないんだ なぁってのを実感した。いや、面白いことは面白いんだよ。 冒頭の南伸坊との「お笑い顔面進化論」の、アメリカ人のようになりた いDNA説なんてニヤニヤしながら読んだし、近田春夫と「紅白歌合戦 大改革試案」はこの国民的歌番組が低迷した頃だから「そんな時期も あったねぇ」と懐かしかった。 ただ、林真理子、群ようこが対談相手の時はあんまりナンシーの魅力 が出てなかったかなぁって感じ。あ、これは私がおふたりをあまり好き ではないのも原因かもしれない。 ページ数も少ないので1時間もあればサクッと読めるかな。 ナンシーの版画も結構掲載されているし、何よりもこの表紙カバーの 自画像版画が秀逸。これだけでもう満足なのだ。 カバー外して額装したいくらいだわ。 それにしてもナンシー、あまりにも亡くなるのが早過ぎたわ。シクシク。
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たまにどうしようもなく読みたくなるナンシー関。 優しくて思慮深くて包容力のある人だったなーって改めて思う。
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