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FATHER FIGURE

Narcissus(著者), Guilt|Pleasure, 咎井淳, 仔犬養ジン

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 リブレ出版
発売年月日 2014/05/01
JAN 9784799714904

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商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2023/12/13

父子ものって設定って知って購入したのでこの作者さまがたの他の作品は未読です。 日本の商業BL的な甘さは一切ない、息子から父への執着と愛憎のクライムサスペンス。クリミナルマインド的な世界観とガブリエルの執着ぶりは好みで話もおもしろかった! けど文章がなんというかノベライズ的というか...

父子ものって設定って知って購入したのでこの作者さまがたの他の作品は未読です。 日本の商業BL的な甘さは一切ない、息子から父への執着と愛憎のクライムサスペンス。クリミナルマインド的な世界観とガブリエルの執着ぶりは好みで話もおもしろかった! けど文章がなんというかノベライズ的というか、元作品や元映像ありきのように感じて、映画みたいでありはするものの言葉を選ばずに言うなら同人誌のような所もあってもっと掘り下げが欲しかったな〜って所感。わりと淡々と進んでた。 ガブリエルとウリエルが迎える結末は納得はできるもののもっと心理描写とかの厚みが欲しかった…。最後にガブリエルがウリエルに語りかけるシーンは胸に詰まるくらい印象深かったです。好きですこのふたり。 ただガブリエルとウリエルのラスト後の浅野というキャラクターの話はこの本しか著者の本を知らない自分からしたら完全な蛇足でした。なので満足感はいまひとつかな。本編のふたりはとにかく好きだけど。

Posted by ブクログ

2022/10/15

私が近親BL好きになったきっかけの一冊です。 暗い雰囲気もラブラブしてない感じも大好きです。ぶっ刺さる人にはぶっ刺さると思います。 一生大好きです!

Posted by ブクログ

2015/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

▼あらすじ 警察官であるガブリエルには秘密があった。自宅のアパートの窓から見えるその部屋 に住む男――彼を自分のものにするために、親切な隣人を装って綿密な計画を立てていたのだ。そして真冬のある夜、ついにその計画は実行された! ガブリエルが思いを遂げた2週間、その小屋で何があったのか!? 精神分析医・浅野が手がけた一つのプロファイルがここに明らかになる…! 英語圏、中国語圏などで話題のクライムBLノベル、日本語初翻訳。 日本語版には、日本を舞台に浅野が登場する短編を特別収録。 *** 『In These Words2』と同時に購入しましたが、中身をチラ見するとどうにも嫌な予感……。 私はバッドエンドものの作品は覚悟した上で読みたい派なので調べてみたら…案の定、私が最も苦手とする死ネタを扱うお話だと知り、それから手が出しづらく読むのがかなり後回しになっていました。 でも読みました。覚悟して。…全体を通しての率直な感想を申しますと、「これで萌えられる人がいるのか?」というものでした。 勿論、いる事は分かっているのですが…すみません、これほどまでに共感も理解も出来ないBL小説を読むのは自分にとって初めてなものでして…。 執着攻め、近親相姦、監禁、拘束、暴力、レイプ、愛なし、バッドエンド。 これら全てのワードが大好物だと仰る方なら多分、萌えられるのでしょう。 この作品は最初から最後まで見事なほど愛がなく(攻めの一方的な愛はありますが)、どのシーンも非常に痛ましく、時には顔を顰めてしまうほどです。 Narcissusさんはこういう狂った攻めや死ネタを含むお話が好きなんでしょうか…。 知ってる人は知ってると思うのですが、同作者さんの『the Bride』という同人誌もやはり警察が拉致、監禁して受けを自殺させるといった暗い内容でした。 今回の話もそれにちょっと似てるなぁ…と。だから何だって話ですが…。 あまりにも痛ましく、残酷で、夢も無いので、何だかBL小説を読んでいるというより、犯罪者の手記でも読んでいるような感じでした。 そんな中でも印象的なのはやはりウリエル(父親)が毒を飲んだ後でガブリエルの左手の薬指に指輪を嵌めたシーンと、車の助手席に乗せた父親の亡骸に泣きながらガブリエルが語りかけるシーンですかね…。 淡々としているんですが胸に広がる苦々しさと、やり切れなさに何とも言えずとにかく気持ちが沈みました。 でも、元はと言えばウリエルが浮気をしたのが原因ですし、自業自得というか、どちらにも同情出来なくてモヤモヤします……。 ラストがそれなりに明るい雰囲気だったのがこの作品の唯一の救いでしょうか。 特別収録されたという日本を舞台にした短編。これがあるのと無いのじゃ読後感も大分違うと思います。これが無かったらおそらく最悪でした。 日本に生まれて良かったです…。 正直、★2つにしようか迷ったのですが、挿絵が21ページと吃驚するぐらい多く、数ページごとに挿絵があるような状態で単純に感動したので★1つはおまけで…。 まぁ、どの挿絵も痛ましさに拍車をかけてるだけなんですが…(笑) でも、やっぱり咎井先生のイラストは重厚感があって素敵ですね。このイラストが拝めただけでも読んだ価値はあったかなぁ…?と思います。

Posted by ブクログ

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