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アフリカ系アメリカ人という困難 奴隷解放後の黒人知識人と「人種」

大森一輝【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 彩流社
発売年月日 2014/03/15
JAN 9784779119910

アフリカ系アメリカ人という困難

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商品レビュー

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2014/11/26

時間がなくてざーっと読んだだけですが、なかなか面白かったです。 現在アメリカで問題になっている射殺事件のように、いまだに根強い皮膚の色による差別。でも、ひとくちに「差別をなくそう」と言っても、その発言の後ろにあるものは人によってかなり異なっているところが、非常に印象的でした。 研...

時間がなくてざーっと読んだだけですが、なかなか面白かったです。 現在アメリカで問題になっている射殺事件のように、いまだに根強い皮膚の色による差別。でも、ひとくちに「差別をなくそう」と言っても、その発言の後ろにあるものは人によってかなり異なっているところが、非常に印象的でした。 研究に片足突っ込んでいる身としては、なるべく客観的な立場から対象を評価したいと願うけれど、対象それ自体も、対象のそれとなりを伝える媒体も、そして私自身でさえも、すでになんらかのバイアスがかかってしまっている訳で、このこんがらがった状況から、いかにその背後にあるものをすくい取って、対象「そのもの」を伝えていくか(「そのもの」なんて、ないかもしれないけれど)というのは、どの学問にも共通した、とてつもなく大きく、考え出したらキリのない、永遠の問題だな~と改めて思いました。 標高が高すぎてうんざりするときもあるけれど、山が目の前にあるのなら、登らない手はない。

Posted by ブクログ

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