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藤子不二雄論 FとAの方程式 河出文庫

米沢嘉博【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2014/03/06
JAN 9784309412825

藤子不二雄論

¥440

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2022/07/02

二人で一人の漫画家「藤子不二雄」時代からコンビ解消後の軌跡まで、「白と黒」「内向・社交」などなどの対比から二人の漫画的手法や価値観の違いを提示し論じた労作。 巻末の総合作品リストも併せて、これだけ充実した藤子不二雄についての論評は他にない。 2022年6月現在、著者の米沢嘉博氏...

二人で一人の漫画家「藤子不二雄」時代からコンビ解消後の軌跡まで、「白と黒」「内向・社交」などなどの対比から二人の漫画的手法や価値観の違いを提示し論じた労作。 巻末の総合作品リストも併せて、これだけ充実した藤子不二雄についての論評は他にない。 2022年6月現在、著者の米沢嘉博氏、藤子・F・不二雄氏、藤子不二雄A氏、解説の みなもと太郎氏、全員が鬼籍に入られた事が残念でならない。

Posted by ブクログ

2022/05/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

白と黒。子供と大人。SFと怪奇。 などなどなど、いずれレジュメにまとめたいくらいの対立軸を示しながら、合作とコンビ解消と、コンビ解消以後が整理される。 相違点と作家性の話をしながら、マンガという「システム自体」が永遠に続くような夢を評論でもって描き出す、これは凄い本だ。 1996年 F死去。62歳没。 2002年 単行本出版。 2006年 米沢嘉博死去。53歳没。 2014年 文庫化。 2021年 (解説を寄せた)みなもと太郎死去。74歳没。 2022年 A死去。88歳没。 みんなお亡くなりになったのだなあ。

Posted by ブクログ

2018/03/06

濃密な作家論。とてもおもしろかった。SFとホラー、内向きと外向き。物語と絵。世界と個。子供と大人。記号と映像。いろんな対比をしながら、ふたりの足跡を内在的に分析していく。見事な評論だと思います。(2013年3月30日読了)

Posted by ブクログ

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