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奥さまは愛国

北原みのり, 朴順梨【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2014/02/27
JAN 9784309246499

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商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2019/08/01

これまでフェミニズムや在日の立場でものを書いてきた2人の女性が、愛国運動やヘイトデモに参加する女性たちを見に行ったいったり、直接インタヴューしたりする。取材対象の女性たちの、生態には共感しながらも、思想というか思考回路はまったく理解できない様子で、著者たちのとまどいがそのまま文面...

これまでフェミニズムや在日の立場でものを書いてきた2人の女性が、愛国運動やヘイトデモに参加する女性たちを見に行ったいったり、直接インタヴューしたりする。取材対象の女性たちの、生態には共感しながらも、思想というか思考回路はまったく理解できない様子で、著者たちのとまどいがそのまま文面にあらわれている。この本はそのとまどいぶり、もやもやぶりこそが読みどころなのだろう。

Posted by ブクログ

2016/12/13

結局、よくわからなかった。なんでヘイトスピーチしてるのか、わからなかった。感情的だからか、強がりたいからなのか、そんなかんじだけでもないみたい。 著者の衝突や混乱がみえるというてんはよかった。 でもすっきりしない。そういうものと思えばいいのかなぁ。

Posted by ブクログ

2014/10/28

p.62 確かに大きなメディアは彼女たちの声をまともには、拾わない。彼女たちは偏った愛国主義者で、極端な思想の持ち主とされ、大きなメディアが報道することはほとんどない。どこにも届かない声を、だからこそ彼女たちはネットを通じて発表し、そしてこうやって街に出て声をあげるのだ。さぞかし...

p.62 確かに大きなメディアは彼女たちの声をまともには、拾わない。彼女たちは偏った愛国主義者で、極端な思想の持ち主とされ、大きなメディアが報道することはほとんどない。どこにも届かない声を、だからこそ彼女たちはネットを通じて発表し、そしてこうやって街に出て声をあげるのだ。さぞかし悔しい思いをしてきただろう。さぞかし怒りがくすぶっていることだろう。闘わずには、いられないことだろう。 p.86 1998年に金大中が大統領になったときは、女性問題を専門に扱う女性省ができた。まもなく女性の政治家枠を一定数決めるクォーター制度が導入され、2005年には家父長制色の強い戸主制度廃止が決定された。そういった韓国社会の変化は、フェミニズムへのバッシングが強まり、保守化していくように感じられる日本社会とは全く違って見えた。 p.102 「フェミニズムは、被害者意識が強いから嫌い」「あなたみたいな女、大嫌いなのよ。被害者意識が強くて」  強者でありたい女たちは、フェミニズムこそが女を侮辱していると考える。「被害者面する」「弱者ぶる」とは、フェミニズム嫌いの女性たちがよく言うことである。そしてそれは、愛国女性たちが元「従軍慰安婦」に向ける言葉と一語一句同じだ。

Posted by ブクログ

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