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古代日本外交史
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古代日本外交史
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古代日本の外交を東部ユーラシアという広い視野で見つめなおした労作。これまでは、東アジアという視点から中国、朝鮮半島、日本の国際関係から古代史が語られることが多かったが、中国への影響力が大きい突厥や吐蕃の興亡を交えると新鮮な風景が見えてくる。
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4-12世紀の倭国・日本国家の外交を、従来の「東アジア」=中国・朝鮮・日本関係ではなく、パミール高原以東の「ユーラシア東部」における国際秩序の複数性の中で説明している。通説の「冊封体制」論や「中心-周縁」の否定が特徴。外交文書の様式や外交儀礼の国際比較に関する実証成果を下敷きに...
4-12世紀の倭国・日本国家の外交を、従来の「東アジア」=中国・朝鮮・日本関係ではなく、パミール高原以東の「ユーラシア東部」における国際秩序の複数性の中で説明している。通説の「冊封体制」論や「中心-周縁」の否定が特徴。外交文書の様式や外交儀礼の国際比較に関する実証成果を下敷きにしているが、スケールの大きい斬新な視点や新説が目立つ。
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古代日本における近隣諸国との関連を、中国/朝鮮のみならず東部ユーラシアにまで範囲を拡大して研究した本書は、従来の教科書的に固定化された概念を多くの点で覆すものです。 そのため、古代中国は絶対的な存在であると説く従来の概念からすれば異端となりますが、本書は諸国との関連性を読み解き、...
古代日本における近隣諸国との関連を、中国/朝鮮のみならず東部ユーラシアにまで範囲を拡大して研究した本書は、従来の教科書的に固定化された概念を多くの点で覆すものです。 そのため、古代中国は絶対的な存在であると説く従来の概念からすれば異端となりますが、本書は諸国との関連性を読み解き、「なぜそうなったか」を明確に指し示す良作です。
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