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怒り(上)

吉田修一(著者)

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商品詳細

内容紹介 夫婦が惨殺される事件が起こり、事件から1年後の夏。加害者と思われる3人に山神一也らしき人物と、彼らを取り巻く人たちの関係を描いたストーリー。
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2014/01/25
JAN 9784120045868

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商品レビュー

3.9

159件のお客様レビュー

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2024/02/14

6月は何だかゆっくり休みて無い様な…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡ってな事で吉田修一の『怒り 上巻』 ある夫婦が殺され犯人は逃走中。⁡ ⁡ 手掛かりは現場に残された血文字の『怒』。 犯人は『山神一也』と特定されたが丸一年足取りが掴めない…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡外房の漁師町に住む父親の洋平と娘の愛子...

6月は何だかゆっくり休みて無い様な…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡ってな事で吉田修一の『怒り 上巻』 ある夫婦が殺され犯人は逃走中。⁡ ⁡ 手掛かりは現場に残された血文字の『怒』。 犯人は『山神一也』と特定されたが丸一年足取りが掴めない…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡外房の漁師町に住む父親の洋平と娘の愛子と待の人々、そこに二ヵ月前からこの町に来た漁港でバイトをする田代と言う男…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡都内に住むゲイの優馬とその兄弟と親戚、ある日発展場でレイプ同然にSEXした素性も分からない直人と何となく一緒に住むようになる…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡男関係で夜逃げしながら名古屋、博多と落ち着いたと思ったら急に沖縄へ引越し…。⁡ ⁡ そんな母親の真由にそれでも付いて行く娘の泉。⁡ ⁡ 沖縄に着いてからボートに乗りたがっていた泉に同級生がボートに乗せて無人島へ。⁡ ⁡ その島の廃墟に何故か男が住み着いてる田中と出会う…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡と、3人の犯人候補を追う八王子署の北見と南條。 上巻はザックリこんな感じじゃが、誰が犯人か!ちょっとづつネタを出してく感じなのにイライラせずに読めるw それぞれの人間模様も面白く、下巻が早く読みたくて堪らない♪ 4つの物語が何処で交わるか楽しみ過ぎw 久々に面白い本じゃなっと♥ 2015年33冊目

Posted by ブクログ

2022/01/16

複数の登場人物が接点がなく大きくかけはなれているため、場面が変わるたびに、どういう人だっけ?と一瞬悩んでしまう。タイトルの「怒り」の意味はわからない。

Posted by ブクログ

2021/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

市橋達也の事件をモデルとして、逃亡中の容疑者を追う警察、 そして容疑者かもしれない、背景がはっきりしない田代、直人、田中という 3人の男たち、彼らと知り合った周りの人たちの物語が 代わる代わる語られていく。 本作を元にした映画があり、 好きな役者さんばかり出ていると思って映画館へ見に行った。 旅先の映画館で見て、その夜はホテルに戻っても様々な感情が押し寄せて 眠ることができなかった。 良い映画だとは思うが辛くてもう一度見ようという気になれず 原作を読んでみようと思いながらも腰が重く 今回たまたま棚にあったのを見かけてようやく手にとった。 映画を見ているのでストーリーは知っているわけだが、 上巻を読んだ段階では、 もちろん省かれたエピソードや人物はいるものの かなり忠実に作られていたと感じる。 物語全般に漂う気だるい空気、閉塞感が、肌にまとわりついてくるようだ。 タイトルについて 冒頭の犯人である山神が残した血文字の印象が強いが 筆者自身は山神の怒りというよりは、 三組の人々の怒りを描いていったものだという。 それを聞いて自分は腑に落ちるところがあった。 山神を追う刑事たちが、歌舞伎町に出入りしていた、と聞いて 女装して逃げているのではと発想するのがあまりに貧困で、 優馬の物語を読んでいるせいもあって辛く追い詰められた気持ちにもなった。 これも、突き詰めて表現するなら「怒り」なのだと思う。 刑事にというよりは、世間への。 映画であまりに酷いと感じた泉の一件、 辰哉の行動が原作の方が少しマシではあるものの 事前に聞いた「原作では泉ちゃんは無事」という話、 自分は読んでみてとてもそうは思えなかった。 これはもう、怒りを通り越して吐き気がする。あまりにも酷(むご)い。 物語が進む中に少しずつ不穏な空気が織り交ぜられており、 田代が愛子のことを大事に思っていそうなのに煮え切らないところや 優馬の友人たちの家に空き巣が入るところが じわじわと気味が悪く、落ち着かない気持ちになりながら読んだ。 このざらつく描写は秀逸であると思う。

Posted by ブクログ

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