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スズメ つかず・はなれず・二千年 岩波科学ライブラリー213

三上修【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2013/10/08
JAN 9784000296137

スズメ

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商品レビュー

4

23件のお客様レビュー

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2022/02/09

小さきお隣さま、スズメの正体とは? スズメの生態を説明し、日本人との接点をも探る。 1 スズメの誕生  2 スズメの素顔 3 人がいないと生きていけない?-奇妙な鳥、スズメ 4 日本史の名脇役-微妙な距離で二千年  5 農害鳥スズメ 6 スズメが減っているって本当?-スズメ受難の...

小さきお隣さま、スズメの正体とは? スズメの生態を説明し、日本人との接点をも探る。 1 スズメの誕生  2 スズメの素顔 3 人がいないと生きていけない?-奇妙な鳥、スズメ 4 日本史の名脇役-微妙な距離で二千年  5 農害鳥スズメ 6 スズメが減っているって本当?-スズメ受難の時代 7 人とスズメの未来 付録 スズメの巣を見つけてみよう! スズメついて、科学と文化の視点から探り、解説する。 科学を中心にした幅広いテーマのシリーズの一冊で、 児童・生徒にも分かり易い文章で書かれています。 120ページに満たないながらも、スズメの話が凝縮されて 詰まっている感じです。 普通に身近にいるスズメだけど、ちょっと近づいただけでも 逃げてしまう彼らの、意外と知られていない生態について。 生きて命を繋ぐための行動は、臨機応変でしたたか。 移動、定住、巣・・・環境と人の生活変化に柔軟に対応しています。 また、身近にいるだけあって、文学や民話、デザイン、言葉等の 日本人の文化にも登場。食や薬としても身近でした。 しかし、日本のスズメの数は減っているらしい。 その減少状況と原因についても考察しています。 掲載されているスズメの画像とイラストが良かったし、 エピソードも面白かったです。スズメを捕らえる網には驚き。 読後は、スズメの巣がありそうな場所を探してしまいました。

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2022/01/28

面白かった。ちょうど、今日は故郷でスズメが減っているといるというニュースを新聞(ウェブ版)で読んで、スズメについて考えさせられた。  ちょっとヴォリュームが少ないので、物足りなさは否めないが、小学生にも親しまれる内容だと思う。たくさんの子供に読んでほしい。鳥類学的なスズメの生態、...

面白かった。ちょうど、今日は故郷でスズメが減っているといるというニュースを新聞(ウェブ版)で読んで、スズメについて考えさせられた。  ちょっとヴォリュームが少ないので、物足りなさは否めないが、小学生にも親しまれる内容だと思う。たくさんの子供に読んでほしい。鳥類学的なスズメの生態、歴史学スズメ、民俗学スズメ、文学スズメ、農学スズメ、スズメ減少現象、スズメとの未来。実はスズメもシジュウカラのように、留鳥として同じ場所で一生を生きるグループと、渡るグループがあるのだが、1924〜1943年に新潟県で行われた標識調査の結果、遠くまで移動しているの個体の多くは幼鳥であると言われている。若い頃にエクスプロールして、たどり着いた先で定着していくのは、人間を含め、生きものでよく見られる共通の行動ではある、これもまた遺伝子の拡散を狙う生き物としての戦略の一つなんだろう。なので、若い個体のサバイブ率が低くなるというのもある(そこのところ人間は別だが)。少し昔の民間のスズメ猟や、スズメエピソードなど面白い話もたくさん紹介されていてとても興味深い。  スズメ愛に溢れる、バラエティに富んだ内容で、おすすめ。

Posted by ブクログ

2021/07/18

自宅ベランダに、毎日スズメたちがやってくる。 床に落としてほこりがついてしまったり、干からびて発見されたコメを密かに置いておくと、すぐに食べにやってくる。 一体彼ら、彼女らはどこにいるのか? そんな短時間でコメを発見できるのは、なぜ? いろいろ疑問が湧いてきて、本書に行き当た...

自宅ベランダに、毎日スズメたちがやってくる。 床に落としてほこりがついてしまったり、干からびて発見されたコメを密かに置いておくと、すぐに食べにやってくる。 一体彼ら、彼女らはどこにいるのか? そんな短時間でコメを発見できるのは、なぜ? いろいろ疑問が湧いてきて、本書に行き当たる。 スズメ研究でわかったこと、いまだにわからないことの他、日本文化の中のスズメまで、間口はかなり広い。 フィールドワークの苦労の話も面白い。 桜をガクごと食いちぎっている犯人は、スズメだったのか。 巣立った若スズメは、自分の住処を求めて数百キロを移動することさえあるのか! そして、やはりスズメは数を大きく減らしているのか…。 いろいろなことがわかった。 同じシリーズに、三上さんの『電柱鳥類学』もある。 少し読みかけていて、これも面白そう。 文章は軽妙で、思わず吹き出してしまう箇所もある。

Posted by ブクログ

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