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万象の訪れ わが思索

渡辺京二【著】

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定価 ¥2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 弦書房
発売年月日 2013/11/01
JAN 9784863290945

万象の訪れ

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2020/12/08

「逝きし世の面影」で知られる評論家の渡辺京二の種々雑多なエッセイ。飼っていた猫の話や少年時代を過ごした大連の話には惹かれた。あと、経済学者カール・ポランニーの紹介は興味深かった。過去の経済を人類学的視点で見直し、過去の経済は人間生活全体を振り回すものではなかった。近代の経済は、市...

「逝きし世の面影」で知られる評論家の渡辺京二の種々雑多なエッセイ。飼っていた猫の話や少年時代を過ごした大連の話には惹かれた。あと、経済学者カール・ポランニーの紹介は興味深かった。過去の経済を人類学的視点で見直し、過去の経済は人間生活全体を振り回すものではなかった。近代の経済は、市場経済が社会を全面的に従属させる独自な領域として自立してしまっているーということを喝破しているということらしい。白川静の業績にもふれており、漢字の原義の系統的な復元によって、古代人の精神構造と社会生活が浮かび上がってきたと評価している。本当に種々雑多で、著者の立ち位置などはよく分からないし、難解なところもあった。

Posted by ブクログ

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