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直観を磨くもの
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直観を磨くもの
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商品レビュー
3.6
17件のお客様レビュー
抽象的な言葉が多く、そちらの世界での対談になっているところは体験していない者にとっては難しい。文学、音楽、演劇、絵画など趣味の世界を超越したレベルでの対談になっている。対象を調査しようとして得た知識をもとに対談しているのではなく、堪能しようとして辿り着いたところをもとに話している...
抽象的な言葉が多く、そちらの世界での対談になっているところは体験していない者にとっては難しい。文学、音楽、演劇、絵画など趣味の世界を超越したレベルでの対談になっている。対象を調査しようとして得た知識をもとに対談しているのではなく、堪能しようとして辿り着いたところをもとに話している。小林秀雄が巨人だということが何となく分かるような気がする。12ある対談の中では湯川秀樹、今日出海、との対談が面白かった。
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学問にしろ文芸にしろ、「手」の修練から生まれる個々人ならではの到達点を是とし、「頭」から入った平板な一般解は認めない峻厳な審美眼。背筋が伸びる。
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小林秀雄氏と十二人の対談。文学だけでなく科学,絵画,音楽,…さまざまな領域で第一線の人と語らう。ただ知っているとか好きだ嫌いだというのではなく,自分なりの直観?を持ち,それを言語化できる(しようとする)ことに驚く。関心のないことにここまで豊かな知識を持たないけれど,その関心の広が...
小林秀雄氏と十二人の対談。文学だけでなく科学,絵画,音楽,…さまざまな領域で第一線の人と語らう。ただ知っているとか好きだ嫌いだというのではなく,自分なりの直観?を持ち,それを言語化できる(しようとする)ことに驚く。関心のないことにここまで豊かな知識を持たないけれど,その関心の広がりは知識が知識を呼ぶようなものではないだろうか。自分自身が求めることに全てが関連付いている。私もそうなのだろう。広さと深さは比べるようなものではないけど。
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