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ネコトピア 猟奇的な少女と100匹のネコ

ミヨ・ローラン(著者), 橋本たみえ(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2013/11/28
JAN 9784344024915

ネコトピア

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2016/02/17

 “子供に不可能はない―”  全知全能の帝が総べるとある国。ある日、自らを暗殺した者にのみ全権を相続させるという遺言状が明らかになり、帝の周囲は大混乱。そんな中、悪戯に猫を惨殺し続けている十歳の少女の噂を聞きつけ、特権階級の面々は法廷年齢に縛られることのない彼女に白羽の矢を立て...

 “子供に不可能はない―”  全知全能の帝が総べるとある国。ある日、自らを暗殺した者にのみ全権を相続させるという遺言状が明らかになり、帝の周囲は大混乱。そんな中、悪戯に猫を惨殺し続けている十歳の少女の噂を聞きつけ、特権階級の面々は法廷年齢に縛られることのない彼女に白羽の矢を立てるが。  「真に恐ろしいものは、処罰を受けない罪だ」帝  全てを手にしに、神のような存在にまで上り詰めてしまった彼の最後の願い。それは世界一無様な死を迎える事。やることなすこと全てが正しくなってしまう運命に踊らされているのは果たして民衆か彼自身か。  「愛は憎しみを内包する」精神分析医  人並み外れた思想を持つ帝と猟奇的衝動に駆られる少女。医師として関わっていく中で二人に繋がりを見出していく屈指のキーマン。帝の本音を知る唯一の彼は今作中一番の苦労人かも。  「聞いた話をなんでも信じちゃうんだから、オトナはこまるよね」アスカ  約束は水曜のはずなのにさ、ドクターが何の知らせもなくやってくるんだから・・・。ゆっくりネコも殺せやしない。  殺戮に次ぐ殺戮。寓話のような感覚ながらも、国政を担う重役たちのドタバタっぷりはどこかリアリティが感じられます。ブラック・ユーモアを極限まで通り越したナンセンスさのかたまりのような作品。ネコ好きには全くおすすめできません。  そんなお話。    ※本作品には一部過激・残酷な表現が含まれています。気分を害する恐れがありますので各自の責任で閲覧してください。

Posted by ブクログ

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