TOブックス編集部　編「涙猫」、２０１３．１２発行。様々な年代の私と猫にまつわる１１の物語が収録されています。そばに居るだけで、安らぎと元気を与えてくれる猫、とても心があたたまる物語です。でも、私にはちょっと読み辛い感じがしました。それは、猫との会話形式で進んでいく展開がどうも「本当か！？」て感じになってしまったからです。嘘っぽくも感じました。失礼しました。

他に読みたかった本が図書館に置いてなくて、何とな～くで手に取った一冊。 単刀直入にいうと、あまり好きじゃなかったです。ごめんなさい。 まぁ、猫+泣ける話っていったらそうなっちゃうんだろうけど、大抵人間又は猫が死ぬか家族を失った主人公を癒すために猫が現れるような話ばかりで・・・泣けるストーリーを集めましたというより泣かすためだけに書きましたという印象。 そんな感じでちょっとひねくれた私は「彼によろしく」が一番好きかも。 あとブーちゃん(♀)、作中では「俺」「こねーよ！」って言ってたけど♀なの・・？

出会ってくれて、ありがとう。 猫と人の涙があふれるお話を集めました。 ずっと本棚においておきたい一冊です。 【目次】 様々な年代ごとの主人公でお話しを分けてあります。 どこからでも読むことができます。 ―10代まで― ●鏡の中の魔法 ●ばぁばと杏 ―20代から40代まで― ●彼によろしく ●しあわせのシッポ ●トロがかなえてくれたこと ●父の愛した猫 ―50代から70代まで― ●猫を飼いたいと妻が ●妻の面影 ●湯煙猫ブーちゃん ●猫田さんのバス ●待っています