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誰にも書ける一冊の本 光文社文庫

荻原浩(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2013/09/10
JAN 9784334766306

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商品レビュー

3.5

24件のお客様レビュー

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2022/09/25

 人生の生き方を考えさせられる中編小説。  疎遠だった父の死に際して、母から手渡された原稿用紙の束。そこには父のものと思われる物語が綴られている。しかし、そこに書かれていることは知っているようで知らないことが多く、本当に父のことなのか?と疑ってしまうことも。しかし、それを読み進め...

 人生の生き方を考えさせられる中編小説。  疎遠だった父の死に際して、母から手渡された原稿用紙の束。そこには父のものと思われる物語が綴られている。しかし、そこに書かれていることは知っているようで知らないことが多く、本当に父のことなのか?と疑ってしまうことも。しかし、それを読み進めるうちに父の存在が身近に感じられていく。  人の縁とは不思議なもので、どこで誰と出会い、別れ、そして再び出会うのか。それが人生にどのような影響をもたらすのか、誰にもわからない。しかし、自分の人生にかかわったことだけは事実。そのような人たちに感謝しつつ生きていこうと思える作品。

Posted by ブクログ

2022/08/11

主人公は父親との仲があまり良くなかった。病に倒れた父親は、小説を書いていた。その中の話は私小説のようなもので、ヒグマと激闘した話や軍隊に入った時の話などが書いてあった。そこから、父親がどのような人生を歩んできたのかがわかっていく。 一つの小説なのに、主人公の話と父親の生い立ちの二...

主人公は父親との仲があまり良くなかった。病に倒れた父親は、小説を書いていた。その中の話は私小説のようなもので、ヒグマと激闘した話や軍隊に入った時の話などが書いてあった。そこから、父親がどのような人生を歩んできたのかがわかっていく。 一つの小説なのに、主人公の話と父親の生い立ちの二つの物語が楽しめた。

Posted by ブクログ

2019/04/04

父親の死を目の前にして、若き日の父が書いた原稿を目にする場ができた主人公。最初は自己顕示欲の多い私小説だ、とタカをくくっていた部分が大きかったが、よくよく読み進めて行くと自分の知らなかった若き日の父の話が織り込まれていることに気づく。 マスコミ業界の仕事に触れながら作家を続けて...

父親の死を目の前にして、若き日の父が書いた原稿を目にする場ができた主人公。最初は自己顕示欲の多い私小説だ、とタカをくくっていた部分が大きかったが、よくよく読み進めて行くと自分の知らなかった若き日の父の話が織り込まれていることに気づく。 マスコミ業界の仕事に触れながら作家を続けているという経歴の作者らしい着眼点が随所に盛り込まれているなあと感じる文章だった。あとタイトルの付け方とか、センス。

Posted by ブクログ

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