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踏んでもいい女 小学館文庫

斉木香津(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2013/09/06
JAN 9784094088472

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商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2022/01/27

表紙のイラストで今時の話かと思っていたら、戦時下の横浜が舞台だった。容姿の冴えない19歳の真砂代は強引にすすめられたお見合いを受ける。しかし、見合い相手にはずっと思い続けている貴子という年上の女性がいた。 惨めな気持ちになる真砂代だったが、偶然にもその貴子と知り合い家事を手伝うこ...

表紙のイラストで今時の話かと思っていたら、戦時下の横浜が舞台だった。容姿の冴えない19歳の真砂代は強引にすすめられたお見合いを受ける。しかし、見合い相手にはずっと思い続けている貴子という年上の女性がいた。 惨めな気持ちになる真砂代だったが、偶然にもその貴子と知り合い家事を手伝うことになる。 働かずにお洒落な洋服に身を包み、庭の花を見ながら絵を描いて過ごす貴子。 誰しもが生きるだけで精一杯だった戦時下に、夫とパリで暮らす為に絵だけを描く貴子を嫉妬しながらも、いつしか彼女の生き方に憧れていく真砂代。 真砂代に一番に完成した絵を見せてくれると言っていた日に空襲が起きた。 家族が疎開し、銭湯を続ける祖父と2人きりの暮らしの中その日を生き延びる為に一生懸命な真砂代にとって貴子の家だけが、桃源郷だったと言う言葉が印象的だった。

Posted by ブクログ

2020/06/20

戦時中の厳しい生活環境の中でもお屋敷からくすねたりしない主人公に好感。 鶏が盗まれたシーンでは愕然とし、物々交換のシーンは農家のおばちゃん相手にハラハラ。冴えない主人公が最後に幸せそうで良かった。

Posted by ブクログ

2017/12/25

「凍花」で有名になった著者のデビュー作。 「千の花になって」改題。小学館文庫小説賞受賞作。 昭和19年、横浜。 19歳の真砂代は、戦時中にもかかわらず一人贅沢に暮らす年上の女性 貴子と知り合う。 受賞時のタイトルは「千の花も、万の死も」、これが一番内容にあっているような気がす...

「凍花」で有名になった著者のデビュー作。 「千の花になって」改題。小学館文庫小説賞受賞作。 昭和19年、横浜。 19歳の真砂代は、戦時中にもかかわらず一人贅沢に暮らす年上の女性 貴子と知り合う。 受賞時のタイトルは「千の花も、万の死も」、これが一番内容にあっているような気がする。 タイトル「踏んでもいい女」はイヤミス風を狙ったのだろうが、本作はイヤミスではない。 いい話ではあったが、イヤミスでもミステリーでもなく、期待を裏切られた感が強い。 (図書館)

Posted by ブクログ

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