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背表紙は歌う 創元推理文庫

大崎梢(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2013/07/29
JAN 9784488487058

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商品レビュー

3.6

44件のお客様レビュー

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2023/12/24

著者の作品の中でも特にハラハラさせられた一冊かも。待機会の一話のような行き違いなんて、いくらでもあるでしょうし。 一方で、成風堂がこのシリーズに絡んでくるとは思わなかった。なぞなぞは多絵ちゃんが考えたのだろうか。ひつじくんとの直接に対面させるつもりはないようだけど、すれ違わせても...

著者の作品の中でも特にハラハラさせられた一冊かも。待機会の一話のような行き違いなんて、いくらでもあるでしょうし。 一方で、成風堂がこのシリーズに絡んでくるとは思わなかった。なぞなぞは多絵ちゃんが考えたのだろうか。ひつじくんとの直接に対面させるつもりはないようだけど、すれ違わせても面白いのではないだろうか。

Posted by ブクログ

2023/05/24

2か月ほど前に読んだ「平台がおまちかね」の続編。 「ひつじくん」こと井辻くんもだいぶ営業の仕事に慣れてきたみたいね。真柴をはじめとした「マドンナの笑顔を守る会」の面々も同業他社同士でも相変わらず仲が良い。 出版業界と書店に対する愛情&ちょっと心配な気持ちがにじみ出る短編が5つ。...

2か月ほど前に読んだ「平台がおまちかね」の続編。 「ひつじくん」こと井辻くんもだいぶ営業の仕事に慣れてきたみたいね。真柴をはじめとした「マドンナの笑顔を守る会」の面々も同業他社同士でも相変わらず仲が良い。 出版業界と書店に対する愛情&ちょっと心配な気持ちがにじみ出る短編が5つ。取次のことや小さな書店の悩みなどがよく知れる。 謎解きのほうは、中途半端に先回りしたり忖度したり、持って回ったり含みを持ったやり取りで、解決したのやらしてないのやら、こちらも相変わらずちょっと緩め。 そんな話の中、「君とぼくの待機会」では文学賞レースの裏側での出版社の華やぎや受賞に備えた準備や担当者の心労や作家先生の微妙な胸の内が興味深く、業界の慣行と謎解きを絡めたところも楽しめた。 また、最終話「プロモーション・クイズ」での、なぞなぞで盛り上がる書店員さんや出版社の様子も微笑ましかったが、「平台が…」の最後の話で謎のパズルを考えた駒沢さんの友だちが働いているのが成風堂で、今回もまたなぞなぞを考えたのは内藤さんと同じ成風堂の人。よくよくこういうことが好きな人がいる本屋さんみたいね。 成風堂のシリーズ、まだ読んでいないので次はそちらへ行ってみよう。

Posted by ブクログ

2022/11/23

井辻くんシリーズ第二弾! なかなか読者にはわからない裏側も見れて大好きなシリーズです。小さな本屋が無くなっていくことへのもどかしさ、作家に隠された秘密、文学賞にまつわる危うい噂、推薦コメントの謎などなど。出版社、作家、取次店、書店、そして読者。本にまつわる様々な出来事。どんな目線...

井辻くんシリーズ第二弾! なかなか読者にはわからない裏側も見れて大好きなシリーズです。小さな本屋が無くなっていくことへのもどかしさ、作家に隠された秘密、文学賞にまつわる危うい噂、推薦コメントの謎などなど。出版社、作家、取次店、書店、そして読者。本にまつわる様々な出来事。どんな目線から読んでも違った面白さがあるのではないでしょうか。今回も最後の方に成風堂とのリンクもあり楽しませていただきました。

Posted by ブクログ

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