- 書籍
- 書籍
近代農業思想史
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
近代農業思想史
¥1,650
在庫なし
商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
近代以降の数々の農業思想家をダイジェスト的に振り返るには非常に良い書籍だと感じた。資本主義の変遷に沿って解説することで、いかに農業が資本主義の中で振り回され、資本主義の矛盾の中で解決策を見出さなければならない複雑な産業であるかがよくわかった。 また思想家のほとんどが経済学者である...
近代以降の数々の農業思想家をダイジェスト的に振り返るには非常に良い書籍だと感じた。資本主義の変遷に沿って解説することで、いかに農業が資本主義の中で振り回され、資本主義の矛盾の中で解決策を見出さなければならない複雑な産業であるかがよくわかった。 また思想家のほとんどが経済学者であるように、つい200年前までは農業は経済の根幹を支える重要産業であったことを、ふと思い出された。
Posted by
アダム・スミス、ケネー、マルクス、ケインズ、ガルブレイス、ポランニーなどなど、今まで勉強してきた人たちを農業的な視点から見ることが出来ました。 この種の書籍ははじめて読むので、すんなり頭に入ってこなかったんですけど、また別な本なども読んで理解を深めたいと思った1冊。 内容は良くも...
アダム・スミス、ケネー、マルクス、ケインズ、ガルブレイス、ポランニーなどなど、今まで勉強してきた人たちを農業的な視点から見ることが出来ました。 この種の書籍ははじめて読むので、すんなり頭に入ってこなかったんですけど、また別な本なども読んで理解を深めたいと思った1冊。 内容は良くも悪くも教科書的。
Posted by
農業はその存在感を低下させながらも、重要な地位にいることは間違いがなく、それは単純な資本主義・市場経済に支配されないのは明白である。経済以外の観点で農業を捉えようとした試みには歴史があり、それはその正当性を高める。翻って、農業の地域特異性を顧みず、競争原理の導入のみを目的とした、...
農業はその存在感を低下させながらも、重要な地位にいることは間違いがなく、それは単純な資本主義・市場経済に支配されないのは明白である。経済以外の観点で農業を捉えようとした試みには歴史があり、それはその正当性を高める。翻って、農業の地域特異性を顧みず、競争原理の導入のみを目的とした、農業自由化の試みは、持続的な農業の取り組みに逆行するものであると感じる。
Posted by