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検閲帝国ハプスブルク
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検閲帝国ハプスブルク
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
著者の経歴が何だこれ?って感じです。 明治大学理工学部教授で専攻はドイツ・オーストラリア文化史。 文理学部なんて何やっているかわからないような名前ではなく、”理工学部”なのに、専攻がそれっすか! 理系の自分には読むのが辛い。 いきなり、”リート”とか書いてあるが、不動産投資信託...
著者の経歴が何だこれ?って感じです。 明治大学理工学部教授で専攻はドイツ・オーストラリア文化史。 文理学部なんて何やっているかわからないような名前ではなく、”理工学部”なのに、専攻がそれっすか! 理系の自分には読むのが辛い。 いきなり、”リート”とか書いてあるが、不動産投資信託 (Real Estate Investment Trust)なら知っているが、 「18世紀末から19世紀にかけてドイツで成立した芸術的歌曲」なんて一般人が知るか!って感じ。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/472425902.html
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序章 検閲から何が見えるか 第1章 活版印刷は世界を制す 第2章 神聖ローマ帝国の検閲事始め 第3章 神聖ローマ帝国における検閲制度の法整備 第4章 印刷特権 第5章 選挙協約と検閲 第6章 領邦国家の検閲制度 第7章 マリア・テレジア治下の検閲制度の改革 第8章 前三月期の検閲...
序章 検閲から何が見えるか 第1章 活版印刷は世界を制す 第2章 神聖ローマ帝国の検閲事始め 第3章 神聖ローマ帝国における検閲制度の法整備 第4章 印刷特権 第5章 選挙協約と検閲 第6章 領邦国家の検閲制度 第7章 マリア・テレジア治下の検閲制度の改革 第8章 前三月期の検閲事情 終章 窒息しそうな検閲の果てに
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珍しく中東欧系の歴史本を読んでみました。神聖ローマ帝国からオーストリア帝国までの、帝国レベル、そして領邦レベルそれぞれにおける検閲制度の変遷を概観する内容です。 著者いわく、これまでの検閲に関する歴史の研究というのは、ともすれば検閲する側(国家や協会)と検閲を受ける側(学者や作...
珍しく中東欧系の歴史本を読んでみました。神聖ローマ帝国からオーストリア帝国までの、帝国レベル、そして領邦レベルそれぞれにおける検閲制度の変遷を概観する内容です。 著者いわく、これまでの検閲に関する歴史の研究というのは、ともすれば検閲する側(国家や協会)と検閲を受ける側(学者や作家、宗教家など)のあいだで繰り広げられる機知と滑稽の(ということはたぶんに劇化された)エピソード史としての側面が強かった、そこを脱してより総論的・理論的な歴史を描きたい、ということ。 ・・・なのですが、検閲制度の歴史が結局は時代々々の皇帝や国王や司教たちの野心、出版業者や書籍商、そして著作者たちの思惑などに起因する個別的なできごととして表象されていること、そして帝国レベルや領邦レベルのできごとが時間的に頻繁に前後しながら論述されていることから、全体にまとまりなく理解しづらいエピソード史の集合体のような感じになってしまっています。 まあ制度史なんてこんなもの、ということなのかもしれませんが、本書の中でもときたま触れられている「検閲」の対象や検閲する主体の変化だとか、その背景にある思想の変遷だとか、あるいは「検閲」を支える(逃れる)技術の発展だとか、そういった観点からの体系的な論述があればもっと面白かったのにと思います。
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