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美貌の文化史 神と偶像 中公文庫

矢田部英正【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2013/03/23
JAN 9784122057739

美貌の文化史

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商品レビュー

3

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2013/08/15

アメノウズメの踊り、世阿弥の花伝、お国歌舞伎、浮世絵の美女たちと来て、近代では川上貞奴、松井須磨子、原節子、山口百恵と日本人にとっての美貌、アイドルとされたものを追う。「東京物語」の女性たちに西洋人が美を感じたということが、小津の声価を高め、原の永遠性を感じさせたという説明は納得...

アメノウズメの踊り、世阿弥の花伝、お国歌舞伎、浮世絵の美女たちと来て、近代では川上貞奴、松井須磨子、原節子、山口百恵と日本人にとっての美貌、アイドルとされたものを追う。「東京物語」の女性たちに西洋人が美を感じたということが、小津の声価を高め、原の永遠性を感じさせたという説明は納得できる。しかしこの全体像の中では彼女だけが異質に感じるのだが・・・。ももクロに生のエネルギーを感じるという説明もこれを読んでくると納得。彼女たちが日本人の「神」であり記紀神話から続く生命力讃歌がそこにあるのだ。

Posted by ブクログ

2013/05/03

≪目次≫ 失われた日本 第1章  古代のアイドル 第2章  中世のアイドル 第3章  近世のアイドル 第4章  近・現代のアイドル おわりに ≪内容≫ 最初手に取った時は、”アイドル論”もしくは、著者の既読の本から、身体論的なものだと思った。しかし、しっかりと調べられたこの本は...

≪目次≫ 失われた日本 第1章  古代のアイドル 第2章  中世のアイドル 第3章  近世のアイドル 第4章  近・現代のアイドル おわりに ≪内容≫ 最初手に取った時は、”アイドル論”もしくは、著者の既読の本から、身体論的なものだと思った。しかし、しっかりと調べられたこの本は、「日本芸能史」となっていて、「日本社会史」になっている。 「アイドル」=「偶像」。古代では神話を元に”アマテラス"が語られ、中世では〝稚児”をキーワードに「世阿弥」=「能」が語られる。近世では、「歌舞伎」が語られ、近現代では、「川上貞奴」「松井須磨子」「原節子」「山口百恵」「AKB48」とくる。最後に「モモクロ」まで…。 古代はやや重かったが、中世以降はすんなりと頭に入ってきた。面白かった。

Posted by ブクログ

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