カリン、カイ、リリカの3人が主人公の短編集。 この本のテーマが「誰かと出会って変わった瞬間」ってあとがきに書いてあったけどなんて素敵なテーマなんだ〜！ カリンはフウカ、リリカはキースに出会って変わった訳だけどカイはカリンってことだよね？？ カイはキースと同じでいまいち掴めないキャラだからもっと本心ぶちまけて欲しい。でもカイのお話は「はつこいの君」で完結って言われちゃったから明かされないの悲しい…。正直もっと謎を明かして欲しかった。まぁ作者も言っているように謎が多い方がキャラに深みが出るってことで納得しよう。 やっぱりカリンはチトセよりカイの方がお似合いだと思うなぁ〜！カイは溺愛してくれそうだし。 チトセの好きな人はフウカってことに気づいてるけどカリンにとってフウカは自分の気持ちより「宝物」で大事ってことだよね。番外編に答えを書いてくるとは…。 どのお話も面白かったけどリリカのお話良かった〜！！ リリカはあんまり好きなキャラじゃないけどこれ見たら可愛いって思ってしまう。孤独を感じてる時に同じ気持ちを持ってる美少年が来たら好きになっちゃうよ！！ キースはフウカのことどう思ってるのかイマイチ分からなかったけど意外と愛重そう。もしかしてフウカのことかなり本気なのかな？？ キースの持ってる本は人間界の本なのかなぁ。そう考えるとやっぱりキースは人間界から来た説濃厚。1巻で人間界トンネルを探すのは伏線だった？？ どのキャラも謎多すぎだから早く教えて〜！！

リリカ、カイ、カリンの3人が主人公の短編集。 個人的にはリリカの話が一番良かった。 血の繋がらない兄妹だけど キースがリリカに甘くて大事にしている理由が分かった。 黒の王と血が繋がってないのはキースだったんだね。 リリカは紫色の髪だし、キースは黒髪だから てっきり、キースが実の子かと…。 黒の王はなぜキースを王子として迎入れたのだろう。 まだまだ謎の多い黒の王子キース。 キースはオオカミの森でフウカに会う前から 興味を持っていたんだね。 某第13王子と違って、 フウカに対する想いが読みづらいキースだけれど 思っていたよりもフウカのこと大好きなのかもしれない。