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人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか
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人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか
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商品レビュー
4.2
121件のお客様レビュー
色々なものを抽象的に捉える人は、日頃から、抽象的にものを見ているから、頭の中に、それらがぼんやりとした広がりをもって収まっている。ぼんやりとしているため、他のものとリンクしやすい。なんとなく、あれが近そうだ、どことなく似ていないか、というように連想され、紐を手繰り寄せるように、頭...
色々なものを抽象的に捉える人は、日頃から、抽象的にものを見ているから、頭の中に、それらがぼんやりとした広がりをもって収まっている。ぼんやりとしているため、他のものとリンクしやすい。なんとなく、あれが近そうだ、どことなく似ていないか、というように連想され、紐を手繰り寄せるように、頭の中から引っ張り出されることになる。 発想をする以前にも、この種の連想を繰り返しているので、なんとなく関連のあるものが「近く」に置かれ「似ている」ものとして認識されている。だから、 いざというときに取り出せるのである。 自分が得た情報を、別の情報と照らし合わせたり、理屈を考えて、どうしてこういったものが伝わってきたのだろう、といちいち考える人も少ない。そんな暇はないのかもしれない。しかし、ちょっと考えてみれば、「これはできすぎている」「嘘かもしれない」と疑うことができるはずだし、その情報の陰に隠れている動機、相互関係といったものを類推することもできる。真実はわからなくとも自分なりの解釈を持つことで、ものの見方は変わってくる。自分なりのものの見方を持っていることが、 客観性や抽象性を育てる。 客観的思考、抽象的思考というのは、客観的な見方、抽象的な見方によって始まる。目で見る見方でなく、頭の中でどう捉えるのかということだから、ちょっと違う面を想像してみたり、奥にありそうな見えない部分を想像してみたりする、というのは視点や視野を切り換える感じに似ている。 このへんすごく共感した、日頃していることを言語化されてる感じがした。 そしてこれを贈ってくれるのが彼女らしいなと思った。
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読んだ感想としては、文体から結構めんどくさそうな人だなぁという気がした。でもそういう人が1番抽象化能力高そうだなぁと思いつつ読み進めていったら、最後にこんな文書をながながと読んでくれた人は読み切れたというだけで抽象的思考の素養があると言われた。わろた。
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抽象的に考えることを、意識して訓練していこうという話。 人の脳はぼんやりとさせておくと、色々関連づけてアイデアを生み出す性質がどうやらあるようだ。具体的にしすぎた言葉は特定の物に囚われてしまう。 ぼんやりする技術を持ちたい。
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