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おみやげと鉄道 名物で語る日本近代史

鈴木勇一郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/02/23
JAN 9784062181563

おみやげと鉄道

¥1,375

商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2019/05/07

【繊維学部図書館リクエスト購入図書】 ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB11909767

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2017/10/30

上越新幹線で新潟に行き所用を済ませ東京に戻りそのまま羽田から高松へ、というhard day’s nightに読み終わったのは偶然。でも駅にも空港にもこれでもかっ!ってほどおみやげが溢れてかえっている日本でした。これ、日本人が食いしん坊だからの現象ではなくて、我々にとって旅が神社仏...

上越新幹線で新潟に行き所用を済ませ東京に戻りそのまま羽田から高松へ、というhard day’s nightに読み終わったのは偶然。でも駅にも空港にもこれでもかっ!ってほどおみやげが溢れてかえっている日本でした。これ、日本人が食いしん坊だからの現象ではなくて、我々にとって旅が神社仏閣への参詣であり、神と人の「直会」による「おかげ」を帰宅後、自分が属するコミュニティで分かち合うためのもの、だから、と解説してくれます。そう、本書は科学研究費補助金も受けた立派な「おみやげ歴史学」とでもいうべき真面目な研究書なのでありました。だけど、ロンドンがもし日本の都市であったなら、ターミナル駅で「ビッグ弁」もしくは「ビッグベン当」が売られているだろうとか、フランスの巡礼地である聖地ルルドには「ルルドサブレ」や「ベルナデッタクッキー」などの名物菓子は見つけることが出来なかった、などところどころでお茶目を滲ませています。さらに、これまでおみやげの歴史に関する研究が進まなかったのは多くの日本史研究者が、大の酒好きだからなのでは、との推測もどこまで本気か、ニヤッとしてしまいます。肩の力抜けつつも、でも本書で語られるのは明治維新以後、近代国家になっていくための背骨としての鉄道、博覧会、そして戦争とちっちゃなちっちゃなおみやげとの関係を見事に語る論考でした。鉄道だけではなく国内線が産んだ銘菓「萩の月」「白い恋人」を超えて、いまやECでお取り寄せの時代、そこから見える動いている歴史も論じて欲しいです。

Posted by ブクログ

2014/08/07

日本の観光地の定番の風景と言えるおみやげ屋さんは、海外では一般的な姿とはいえない。 そんな日本のおもやげの来歴を広範な取材と文献資料によって紐解いて、日本の近代史を読み取る一冊。 近代以降、鉄道、博覧会、軍隊、そしてモータリゼーションや航空機等、人の移動手段の変遷によっておみやげ...

日本の観光地の定番の風景と言えるおみやげ屋さんは、海外では一般的な姿とはいえない。 そんな日本のおもやげの来歴を広範な取材と文献資料によって紐解いて、日本の近代史を読み取る一冊。 近代以降、鉄道、博覧会、軍隊、そしてモータリゼーションや航空機等、人の移動手段の変遷によっておみやげの性格も順次変わってきた様子が読み取れる。 最初の疑問である「何故日本人はこんなにおみやげが好きなのか?」の分析が無かったのがちょっと残念。

Posted by ブクログ

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