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とうざい

田牧大和【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/02/23
JAN 9784062182195

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商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2021/06/13

歌舞伎の大部屋役者シリーズを書かれた田牧さんが文楽を取り上げたとあって期待したのだが、他の方のレビューにもあるように色々惜しい作品だった。 まず主人公が若手ながら新興浄瑠璃小屋〈松輪座〉の紋下太夫・雲雀太夫なのか、その紋下太夫より人気の人形遣い・八十次郎なのかボンヤリしている。...

歌舞伎の大部屋役者シリーズを書かれた田牧さんが文楽を取り上げたとあって期待したのだが、他の方のレビューにもあるように色々惜しい作品だった。 まず主人公が若手ながら新興浄瑠璃小屋〈松輪座〉の紋下太夫・雲雀太夫なのか、その紋下太夫より人気の人形遣い・八十次郎なのかボンヤリしている。 また物語も〈松輪座〉にやって来た老人が連れてきた少年の正体探しや〈松輪座〉で次々起こる怪異現象やライバルの小屋との確執や武家からの付きまといなどのサスペンスなのかミステリーなのか、これまたボンヤリしている。 いっそのこと雲雀太夫と八十次郎をコンビにして探索させれば良いかもと思ったが、八十次郎は芸に厳しすぎて雲雀太夫は逆に自信喪失中。上手くいきそうにない。 そもそも雲雀太夫の境遇が気の毒過ぎて痛々しい。 前の紋下太夫だった雲雀太夫の師匠は大坂の小屋に引き抜かれ、置いてきぼりの雲雀太夫は修業半ばで紋下太夫になってしまう。相方の三味線師匠は大ベテランで雲雀太夫を優しく導いてはくれるが彼に物足りなさを感じているのがありあり。 そんな中で、かつて三味線の師匠が組んでいた太夫が小屋にやって来て客演するのだから雲雀太夫の居場所はない。 最終的には雲雀太夫の頑張りで前向きな雰囲気にはなるが、何だかなぁ、もっと違う展開なかったかなぁと思う。 キャラクターや設定は面白いし文楽シーンもきっちり描いてあって良かった。 ただ謎解き部分は拍子抜けだったり予想通りだったり、色々勿体ない感じが残った。 どうせなら三浦しをんさんの「仏果を得ず」みたいに若手三味線か若手人形遣いと組ませる方が入りやすかったかも。

Posted by ブクログ

2019/06/14

江戸文楽ミステリとのことで興味を持って手に取ってみました。最初はだれが探偵役なんだろう?なんて思いながら読み進めていたのですが、人形浄瑠璃という舞台がとても魅力的で、登場人物がみな容姿や性格までそれぞれはっきりと生き生きと描かれているので、気づけばすっかりこの世界に取り込まれ、時...

江戸文楽ミステリとのことで興味を持って手に取ってみました。最初はだれが探偵役なんだろう?なんて思いながら読み進めていたのですが、人形浄瑠璃という舞台がとても魅力的で、登場人物がみな容姿や性格までそれぞれはっきりと生き生きと描かれているので、気づけばすっかりこの世界に取り込まれ、時代小説として楽しんでいました。最終的にミステリとしては薄味だったとは思いますが、この世界をよく知らない私でも存分に楽しめるものでしたので満足です。キャラがとても魅力的ですのでこの作家さんの他の作品も是非読んでみたいと思いました。

Posted by ブクログ

2018/09/24

内容(「BOOK」データベースより) 人形が解く、人の心と江戸の謎―柄は大きいが気は小さい、若き紋下太夫の竹本雲雀太夫。役者も裸足で逃げ出す色男、人形遣いの吉田八十次郎。木挽町は松輪座に、今日も舞い込む難事件!?とびきりの「芸」で綴るお江戸文楽ミステリー。

Posted by ブクログ

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