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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2013/01/25 |
JAN | 9784041006665 |
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死の鳥
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死の鳥
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商品レビュー
2.8
7件のお客様レビュー
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動物パニックものの一つではあるが……多くのレビューにあるように主たる人物造形がありきたりの上に、読んでいてもその行動にとにかくイラつかされるので、同じ動物パニック・ホラー(しかも主人公が娘のいる母親ってのも同じ)である『シャトゥーン ヒグマの森』よりさらに感情移入できない。黒幕をもう少し生かしておいて、カラスの生存/捕食本能と人間の悪意との共闘あるいは相克を描いたら、もう少し話に奥行きが出た気もするんだが。 もう一人(一羽?)のラスボスである"シッコク"が、ワタリガラスとハシブトガラスとの交雑種として作られた(それ故に他のカラス―ハシブトガラスより大型で力も強い)という設定は面白いが、どうせなら生みの親である馬場をもう少し専門的知識のある人間にしていたら……ってそれこそマッド・サイエンティストものになって、余計に陳腐だったかw
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アニマルパニック物で僕が期待するのが、自然界の中では人間は余りにも非力な存在という絶望感と、本当に起こり得るリアリティの怖さという部分である。そういう意味ではギリ普及点といった所か。とてつもない大きな怪物が迫る恐怖と違って、小型ながら人肉の味を覚えた鴉の強大な集団のパワーは...
アニマルパニック物で僕が期待するのが、自然界の中では人間は余りにも非力な存在という絶望感と、本当に起こり得るリアリティの怖さという部分である。そういう意味ではギリ普及点といった所か。とてつもない大きな怪物が迫る恐怖と違って、小型ながら人肉の味を覚えた鴉の強大な集団のパワーは圧巻である。残念なのが登場キャラ達がイマイチ引き立ってない。主人公の女性学者と刑事の恋愛模様もありがちでチープさを感じたし感情移入が上手く出来なかった。しかし鴉の狡猾で順応性の高い性質に驚かされる。人間よ驕るなかれ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
近所の古書店で100円で売られていた文庫本。 角川ホラー文庫には何度か煮え湯を飲まされているので全く信用して いなかったのだが・・・。 ・・・いや、コレはリアルに怖かった。というか、恐ろしすぎる。 カラスを使っての殺人を企てた男に人間を狩る方法を伝授された大カラスが、 自らの群れを率いて次々と人間を襲う、という物語。しかもこの大カラスは 殺人に適するように交配されたワタリガラス(大きさ)とハシブトガラス (知能)のハイブリット。猛禽類をも凌ぐ性能と知能を兼ね備えた究極の 邪鳥である、という設定が、凄まじいまでの緊迫感を醸し出している。 作者の白戸勉氏はこれが小説デビュー作とのこと。 しかし、本業は映画の脚本を多数手掛けたシナリオライターらしい。 後半の攻防戦の部分がやや冗長気味だったのは残念だが、そこに至るまでの リアリティは実に映像的。指摘した後半も、もし映像化されたら一番の 見せ場になりそう。 マジで映像で見たいなぁ・・・。 現在のCG技術を駆使すれば、極上のパニックサスペンス映画が出来上がりそう。 どこかが予算出さないかな、この作品の映画化に
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