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翔ぶ梅 濱次お役者双六 三ます目 講談社文庫

田牧大和【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2012/12/14
JAN 9784062774284

翔ぶ梅

¥495

商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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2019/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ3作目。間が空き過ぎてレギュラーメンバーも思い出せない(涙)。って言うか、それでも面白く読めたのにビックリ。正確には物語の出来がどうこうというより(有島香風の幽霊とか処理が陳腐)、キャラクターが魅力的かな。最終話、主人公・梅村濱次の師匠・有島仙雀とその兄弟子・有島香風の若かりし頃のスピンオフまで、実に細やかな人物造形と丁寧な描写が行き届いていました。色名とか、仙雀や濱次の着こなしとか。ただ、近藤史恵によく似たシリーズがなかったっけか…??

Posted by ブクログ

2019/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2019/7/31 三ます目。 仙雀師匠の怒りがグッとくる。 濱次の煮え切らなさは百戦錬磨の師匠さえ惑わすのね。 平九郎も嫌な奴じゃない。 ちゃんと芸に向き合ってる人は濱次に気が付くのよ。 今後が気になるね。 若い時の香風も仙雀も粋です。

Posted by ブクログ

2019/06/14

シリーズ三作目。安心して読めます。今回思ったのが所作の描写の美しさです。煙管に良く似合った指がすっと伸ばされる様子など、美しい指と手の所作が映像で想像できてため息をつきました。芝居さえできればどんな状況でも構わないと思ってしまう濱次ですが、とうとう周りが放っておかなくなってしまい...

シリーズ三作目。安心して読めます。今回思ったのが所作の描写の美しさです。煙管に良く似合った指がすっと伸ばされる様子など、美しい指と手の所作が映像で想像できてため息をつきました。芝居さえできればどんな状況でも構わないと思ってしまう濱次ですが、とうとう周りが放っておかなくなってしまいました。紀十郎、平九郎、そしてもちろん勘弥。脇の彼らがとても素敵で、そろそろ濱次も気づいて少しずつ変わっていくのではないかと思えます。ラストの若かりし頃の香風と仙雀のお話「翔ぶ梅」も良かったです。香風はやはり凄い人です。

Posted by ブクログ

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