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国際秩序 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ 中公新書

細谷雄一【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2012/11/24
JAN 9784121021908

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商品レビュー

4.6

32件のお客様レビュー

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2024/03/07

国際秩序という視座で、17世紀欧州から21世紀の太平洋地域までの国家の動きが解説されています。 世界史の授業で無味乾燥的に覚えた出来事や人物が、日本を揺さぶる現代の国際情勢へと、一つの軸で見事に連鎖していく感覚でした。 歴史って面白く、今の生活に関係してるんだ、と学習の意義を理解...

国際秩序という視座で、17世紀欧州から21世紀の太平洋地域までの国家の動きが解説されています。 世界史の授業で無味乾燥的に覚えた出来事や人物が、日本を揺さぶる現代の国際情勢へと、一つの軸で見事に連鎖していく感覚でした。 歴史って面白く、今の生活に関係してるんだ、と学習の意義を理解できる内容でした。世界史を高校時代に学んだ大学生や若い世代におすすめ。

Posted by ブクログ

2024/02/25

これまでの世界秩序が構築されてきたかが、分かり易く著述されており、大変勉強になった。フランシス•フクヤマやサミュエル•ハンチントンの考えなどは、より複雑化と国境以外のボーダレス化が進む現代においてはより多くの人が理解することが求められるのだろうと強く感じた。

Posted by ブクログ

2023/12/30

決して奇を衒うことのないオーソドクスな国際政治学である。著者は坂本義和と高坂正堯という戦後を代表する二人の国際政治学者の対比から筆を起こしているが、一読して著者が高坂から決定的な影響を受けているのは明らかだ。(著者は高坂の没後20年記念論集『 高坂正堯と戦後日本 』にも一文を寄せ...

決して奇を衒うことのないオーソドクスな国際政治学である。著者は坂本義和と高坂正堯という戦後を代表する二人の国際政治学者の対比から筆を起こしているが、一読して著者が高坂から決定的な影響を受けているのは明らかだ。(著者は高坂の没後20年記念論集『 高坂正堯と戦後日本 』にも一文を寄せている。) 理想主義的で典型的な「進歩的文化人」の坂本に対し、高坂は現実主義の保守反動とされることも多いが、国際政治を「力の体系(=勢力均衡)」「利益の体系(=相互依存)」「価値の体系(=理念の共有)」という三層構造で理解する高坂は、単純なリアリストでもリベラリストでもない。その国際政治観は本書でも度々引用されるヘドリー・ブルら英国学派に通ずるものがあり、理論より歴史を重視し、現実と規範双方にバランスよく目配りする。 既に指摘されていることだが、著者の言う「均衡の体系」「協調の体系」「共同体の体系」という国際秩序を規定する三つの原理は、50年前に高坂が提示した上述の三層構造にほぼ対応する。近代のヨーロッパ外交は「均衡と協調」(大国間会議による利害調整)に支えられたウィーン体制を経て、ビスマルク時代の「協調なき均衡」(剥きだしのリアルポリティーク)が破綻して第一次大戦に突入するが、その反省にたったウィルソンの「均衡なき共同体」(国際連盟の理想主義)も第二次大戦によって挫折する。結局、三つの原理のどれか一つを欠いても国際秩序の安定は保たれない、という平凡ではあるが極めて深い歴史的洞察が本書の結論だ。 ウィーン体制を起点とするヨーロッパ外交史の流れを、国際秩序の変遷という観点から手際よく整理してくれているのは有難い。名著であるが著述の構成が入り組んでおり、読むのに少々骨の折れる高坂の『 古典外交の成熟と崩壊 』のサブテキストとしてもお薦めしたい。

Posted by ブクログ

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