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捧げる 灰野敬二の世界

灰野敬二【ほか著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2012/11/21
JAN 9784309273242

捧げる

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商品レビュー

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2021/09/18
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灰野氏は意外と気さくでひょうきんな人だという印象を持った。 構成としては対談6~7割、他己評価・ディスコグラフィ・活動年表が3~4割程度。 はじめに、ジム・オルークとのレッド・ツェッペリン批評が面白い。 1stを実験的要素があって面白い。2枚目以降は売るための音楽で聞いてないという灰野評。『聖なる館』を(また『プレゼンス』も)録音が良く、音の配置などジミー・ペイジはプロデューサーとして最高とするジム・オルーク評。これを踏まえて各作品を聴いてみると趣深い。 両者共々、音楽は挑戦することが大事でスタジオも楽器、音楽以上のことをやってるとしている。 灰野「見てる人聴いてる人が畏怖するものでなければ挑戦とは言わない」 また灰野氏は音楽を使うという表現が嫌いで、そこからパーカッション・ソロをやり始めたという。「使えるものなら使ってみろ」と。 佐々木敦との対談では、即興音楽家は存在しないと評し、その場限りのでたらめはダメで一瞬前にしなかったことをするのが即興と評する氏に「即興ではなく自分の中に音楽が入ってきて溢れ出している」と自己を表す灰野氏。 また自己の音楽について知性と信仰が大事だと述べ、知性があっていろんなものを受け入れても信仰がなければ似通ったものになってしまうとしている。この2つを神性としている。 灰野がデレク・ベイリーをどれも同じように聞こえるけどって言ってるのが面白い。デレク・ベイリーもまた灰野について俺と同じくらい変な奴と評してるのも最高。 あとディスコグラフィで『滲有無』をアコースティック・インダストリアルと評してるのが良かった。

Posted by ブクログ

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