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ポストモラトリアム時代の若者たち 社会的排除を超えて

村澤和多里, 山尾貴則, 村澤真保呂【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 世界思想社
発売年月日 2012/10/22
JAN 9784790715719

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商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2020/07/22

烏兎の庭 第六部 7.24.20 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto06/doc/mora.html

Posted by ブクログ

2015/06/15

【要約】 第一章 フォーディズムからポストフォーディズムへの移行(少品種大量生産から多品種少量生産への生産体制の移行だけでなく、雇用の不安定化や労働量の増加なども指しているのだろう)に伴い、かつて若者のモラトリアムと呼ばれた人間形成の時期がもはや社会的に認められなくなっていく過程...

【要約】 第一章 フォーディズムからポストフォーディズムへの移行(少品種大量生産から多品種少量生産への生産体制の移行だけでなく、雇用の不安定化や労働量の増加なども指しているのだろう)に伴い、かつて若者のモラトリアムと呼ばれた人間形成の時期がもはや社会的に認められなくなっていく過程を明らかにした。 そして現在の若者たちが学生時代からすでに市場経済的価値観に飲み込まれていたことに加え、自己確立の場が社会的領域から心理的領域へと移行し、次第に目に見えないものになっていく状況を示した。 第二章 モラトリアム消失の背景として、1980年代以降の産業構造の変化と自由主義政策の中から「排除型社会」が浮かび上がり、その背景にある「リスク管理」への志向と相まって若者のメンタリティに大きな影響を与えていることを考察した。 第三章 ひきこもりの若者たちの事例を通じて、彼らが社会に包摂されることを願えば願うほど社会から排除されていくというジレンマがあり、そこには「スティグマ化」と「トラウマ化」という心理的プロセスが認められることを明らかにした。 第四章 「若者ミーティング」を事例として、ひきこもりの若者たちが直面している問題が、モラトリアムのための時間と空間の消失であること、その回復の道が具体的な人間関係における「承認」のうちに求められていることを考察した。 第五章 「腐女子」の事例を通じて、彼女たちのメンタリティの根底に少子社会における現実の脱構築の志向とともに、排除を恐れる若者たちの同質的集団への希求があることを示した。 第六章 戦後の若者たちのモラトリアムの変容(古典的モラトリアム→消費社会型モラトリアム→ポストモラトリアム)について、若者の内面、とりわけ彼らの主観性を規定している時間と空間のあり方に着目し、その歴史的変化を考察した。 そこで浮かび上がってきたのは、古典的モラトリアムにおいて求められた自己アイディンティティの核心である「自己の物語」とそれを物語る「自己」が今や不可能になったことである。さらに、かつての「成長」が「ペルソナの交換」へ、「人間形成」が「人材開発」へと意味が変化したことを示した。 「自己の物語」の喪失は、近代社会の「大きな物語」の喪失と深い部分で結びついている。

Posted by ブクログ

2014/04/13

http://d.hatena.ne.jp/showgotch/20130601/1370136347

Posted by ブクログ

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