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新しい火の創造 エネルギーの不安から世界を解放するビジネスの力

エイモリー・B.ロビンス, ロッキーマウンテン研究所【著】, 山藤泰【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2012/10/06
JAN 9784478016978

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商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2020/04/03

エイモリー・ロビンスを読んでいないのは、もぐりである。 と断言してもいいと、今ならば言える。 ビジョナリーとはこういう人のことを言うのだろうと思う。

Posted by ブクログ

2016/09/16

500ページもある大著。なかなか読むのが大変でした。孫正義も推薦する、ビジネス視点のエネルギー問題解決処方箋というのがウリ文句。 「新しい火」とは炎を出さない火のこと。特に再生可能エネルギーの導入を推進している。反対に「古い火」とは化石燃料のこと。こう聞くと、地球環境問題に関す...

500ページもある大著。なかなか読むのが大変でした。孫正義も推薦する、ビジネス視点のエネルギー問題解決処方箋というのがウリ文句。 「新しい火」とは炎を出さない火のこと。特に再生可能エネルギーの導入を推進している。反対に「古い火」とは化石燃料のこと。こう聞くと、地球環境問題に関する重苦しい内容と思われがちですが、内容としてはビジネス視点で2050年までに化石燃料依存から脱する道程を示し、それによって得られる報酬がリスクを上回るということを、膨大なデータで示している。ただ、それには忍耐強さとリーダーシップが必要である、と述べている。 日本人が好きな「脱原発や省エネ」というと、我慢を強いるイメージだが本書はいかにもアメリカらしい、あくまでビジネスでもってエネルギー問題を解決するという内容であふれています。 例えば、著者は京都会議など環境問題に関する世界会議の内容が「利益を生むのではなくコストがかかる」「気候変動に対する懸念から対策を推し進める」「世界全体で条約締結をする必要がある」などと考えていることに疑問を投げかけ、このような国際的な団結よりも、各国の企業と手を組み政府よりも民間部門と手を組んで、経済基盤で対策を推進すべき、としています。いくら地球環境のため、とはいえ我慢や痛みを伴う政策では誰も行動しようとはしない、と言うわけです。 本書の特徴として、再生可能エネルギーを導入しましょう、ということはむしろ遠まわしでしか書かれておらず、どちらかというと小さな企業努力によってできることがある案が提示されています。 例えば、自動車の軽量化(パーツを減らす、ただし強度はそのままかそれ以上の素材を使用。これにより安全性も増し、製造工場の機械のコストも下がる)、空気抵抗を削減できる設計(目に見えないが、これを減らすことで燃費が向上する)、テレビ会議システムの導入(航空機を使って出張するよりも安くつく、自宅で仕事することで通勤ラッシュを減らす)、工場のボイラーを見直す(多くの工場では過剰で古くて低効率のものを使っている)、配管をみなおす(カーブが多くエネルギー伝達の効率が悪い)、日光による照明を利用する、断熱力の高い窓ガラスを利用する、など。一つの会社が無駄を省くために行っている企業努力を、地球規模で推し進めるだけでエネルギー問題は減らすことができる、というもの。 ある地域で原発のように大量の電力を発生させ、電線で分配するという現在の方法は、個人宅へ電気が届くまでにすでに原発数基分のロスが発生し、さらに、この配線が切られるだけで広範な地域が停電となる安全面での問題が指摘されている。これは自然災害でもテロリストによる攻撃でも同じで、配線がもはや人間には複雑すぎて復旧にも時間がかかる。このことからも、小さな地域、あるいは個人宅での発電(もちろん再生可能エネルギーで)を推奨している。あくまで、今のやり方はリスクが大きく、生命をも脅かすため、経済的に考えて再生可能エネルギーの方がよいという主張です。 これだけ長く書いても書き切れないほどの提案が出されていますが、それだけ脱化石燃料への道のりは険しいということです。正直、地球規模でここまでやりとおすことは難しいように思われますが、「選択肢は多いが未来は一つ」。

Posted by ブクログ

2014/11/09

アメリカの化石燃料消費を2050年までにゼロに近付けるためのアクションを、運輸、建物、工業、電力の4分野について具体的にプランを説明。アプローチは大きく3通りで、「より少ないエネルギーで目的を達成する」「需要構造を変える」「供給方法を変える」もの。特に、工業では最終目的(例えば加...

アメリカの化石燃料消費を2050年までにゼロに近付けるためのアクションを、運輸、建物、工業、電力の4分野について具体的にプランを説明。アプローチは大きく3通りで、「より少ないエネルギーで目的を達成する」「需要構造を変える」「供給方法を変える」もの。特に、工業では最終目的(例えば加熱、動かす、など)から、そのための手段を見直すというアプローチが新鮮。汎用化が難しいという問題はあるが、考え方は他のことにも応用が効きそうだ。最終的には目的を達成できれば良い訳だ。 もちろん、ビジネスとして成り立つのが条件であるが、インセンティブとしての政府の適切な施策も重要。また、自然に近付けるアプローチ、例えば極力自然光を活用する、外の空気を利用する、などすぐに思い浮かぶことだけでなく、処理時間が長くなるとしても、光合成の仕組みを人工的に利用することや、貝が殻を作る仕組みを素材作りに応用するなどというアイディアも興味深い。 日本語訳に際して「省エネ」という言葉は我慢や忍耐を強いるイメージがあり、これは使わないというのも印象的。

Posted by ブクログ

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