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谷崎潤一郎フェティシズム小説集
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谷崎潤一郎フェティシズム小説集
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商品レビュー
3.8
33件のお客様レビュー
フェチって何かよくわからなくなった。 一つだけわかるのはあるけどさすがにここまでではない。まだまだです。 こんないろいろな嗜好のことをここまで書ける筆者って…
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人間っておもしろい が率直な感想 明治から大正にかけて書かれた作品なのに、こんなにも鮮やかですっと入ってくる 人間の本質的な部分ってずっと変わらないしそこもおもしろい 「フェチ」なんてかわいいもんだなと思う この作品全て強烈なのにほんとにすがすがしく書かれているので恥ずかしく...
人間っておもしろい が率直な感想 明治から大正にかけて書かれた作品なのに、こんなにも鮮やかですっと入ってくる 人間の本質的な部分ってずっと変わらないしそこもおもしろい 「フェチ」なんてかわいいもんだなと思う この作品全て強烈なのにほんとにすがすがしく書かれているので恥ずかしくならない 「それでなに?」感があって読んでて楽しい サドマドも同時に感じられてとてもおもしろかったです
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「刺青」「富美子の足」は、描写も美しく文学的・耽美的でフェティシズムの世界がすんなり心に落ちてきた。それに比べ「悪魔」「憎念」は写実的で、当時穢いといって攻撃されたというのに頷ける。人にはそれぞれに癖と言うものがあるけど、この2話に出てくる癖はいただけないなぁと。でも、この短編集...
「刺青」「富美子の足」は、描写も美しく文学的・耽美的でフェティシズムの世界がすんなり心に落ちてきた。それに比べ「悪魔」「憎念」は写実的で、当時穢いといって攻撃されたというのに頷ける。人にはそれぞれに癖と言うものがあるけど、この2話に出てくる癖はいただけないなぁと。でも、この短編集全てを読み終えた今、全ての主人公に共感している私がいます。「フェティシズムの快楽は、現実的な肉体の満足以上に想像力によるところが大きい。」私は手(指)フェチだと言ってきたけど、まだまだフェチなどと公言できるレベルではないですね。
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