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震える学校 不信地獄の「いじめ社会」を打ち破るために

山脇由貴子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2012/09/05
JAN 9784591130896

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商品レビュー

3.2

9件のお客様レビュー

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2024/02/18

『震える学校 不信地獄の「いじめ社会」を打ち破るために」 著者 山脇由貴子 ポプラ社 2012年 この本は東京で児童心理司をしている著者が書いたいじめに関する本です。この方は2006年に『教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために』という本を書かれているのですが、本書はおそ...

『震える学校 不信地獄の「いじめ社会」を打ち破るために」 著者 山脇由貴子 ポプラ社 2012年 この本は東京で児童心理司をしている著者が書いたいじめに関する本です。この方は2006年に『教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために』という本を書かれているのですが、本書はおそらくそれの第2弾といった位置づけになる本であると考えます。 基本的な主張は子供は大人への信頼感をなくしており、それを復興させることがいじめへの防波堤になるといったような主張です。本書は3部構成であり、1部ではいじめのケースを紹介している。2部はこのようないじめがなぜ起こるのか?といったことに焦点を当てており、最後の3部で信頼できる学校を作るにはどうすれば?といった流れになっています。 個人的には2部が好きなので、そこの主張の要約を書いていきます まず、現代のいじめが起きる原因はネットと現実でコミュニケーションが2分割されていると筆者はいいます。現実でのコミュニケーションとネットでのコミュニケーションの距離感に子どもは疲れているといい、いつも不安がっているという。そのような信頼感の欠如の状態が、子どもに瀰漫しており、そんな中で、教室全体がいじめの雰囲気を発生させる。加害者になれば、いじめられることはないという論理の下、いじめの加害者か被害者かで境界線が引かれ、いじめ社会に「適応」するために加害者を恐れながらも境界線を踏み越えてしまう。このようなことが今のいじめが発生する要因だと書いてあります。 そして学校の隠蔽に関しても、今の教育委員会が人事評価・指導の組織になっており、いじめが発覚することで、ただ不利益しか被らないために、学校側が隠蔽をしてしまうと書かれています。 最後に、個人的に印象に残った箇所を引用します。 この学校は、残業がない、苦情が少ないなどで外部の教員の評判が良かった。しかし、実は問題がないわけではなく、調査結果で明らかなように、問題は多発していたのだ。事例の中で、校長は現場の教師を庇っているように見えるが、実は庇っているのではない。問題を起こしたくない、問題として認めたくないだけだ。認めなければ「問題はなかった」ことになる。

Posted by ブクログ

2019/07/02

いじめのメカニズムは恐ろしい。 負の連鎖に入ってしまったらどうしたらいいのだろう。 この本はいじめの実態をとらえて、その解も示してくれていると思う。 そんな事態に陥りたくないけれど、もし周りの環境がそうなってしまったら、、、もう一度読み返す価値のある本だ。

Posted by ブクログ

2015/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

教師がいじめの対象となるケースや保護者と学校とのケースなど、様々なものが取り上げられている。 内藤氏の著作と並行して読んだので、より理解できたところもあった。 「善悪の判断が倒錯している」(100P)とあるが、子供の集団では社会における「善」が「悪」でしかなかったということなのだろう。 今まさに発生しているところをどのように解決していくかという現場でどうしたかということが紹介されているので、参考となるケースもあるかもしれない。

Posted by ブクログ

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