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稲の大東亜共栄圏 帝国日本の「緑の革命」 歴史文化ライブラリー352

藤原辰史【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2012/08/23
JAN 9784642057523

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商品レビュー

4

8件のお客様レビュー

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2022/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

☆台湾、満州、朝鮮におけるコメの新品種による植民地支配(?) 日本米の改良を導入したが、肥料がかかるのが難点で普及しがたい。 どちらかと言うと、賛美されがちだが、 筆者は、生態学的帝国主義として描く。

Posted by ブクログ

2021/08/01

タイトルだけでは大日本帝国はアジアに対して侵略と搾取だけでなく、現地の民生を向上することもしたというスタンスの書籍かと思ってしまった。そうではなく、帝国主義への批判精神を持っている。改良や改善が帝国主義になる。

Posted by ブクログ

2021/05/31

 歴史の審判というか、歴史における評価は厳しいと感じた。  稲の品種改良ということは、学校の社会科で(確か〈農林一号〉のことは)習った記憶がある。東北の飢饉被害を起こさないようにするため、冷害に強い稲の品種改良をするということは、単純に良いことと思っていた。   しかし、問題はそ...

 歴史の審判というか、歴史における評価は厳しいと感じた。  稲の品種改良ということは、学校の社会科で(確か〈農林一号〉のことは)習った記憶がある。東北の飢饉被害を起こさないようにするため、冷害に強い稲の品種改良をするということは、単純に良いことと思っていた。   しかし、問題はそれほど単純ではなく、稲の品種改良が現場農民に与える影響、さらに朝鮮、満州、台湾等における植民地支配の経済的意味での尖兵的役割を果たしていたこと、改良品種の多くは大量の肥料の施肥があって初めて増産が可能な肥料依存性の高いものであったこと、などを本書を通して初めて知ることができた。  グローバリズムの進展の下、低開発国では商品作物の栽培、モノカルチャー化を余儀なくされているという話題は聞いていたが、その萌芽が戦前の日本に既にあったということを、著者は明らかにする。  収量の多い品種=優良品種と取られやすいが、水利施設の整備と肥料の増投ができる場合にしか効果を発揮せず、条件の悪いところでは、伝統品種の方が良好な成績であった。これは何を意味するのだろう。技術の発展が無条件に進歩とは言えない、現在であれば、はっきりと見えてきたことである。  本書では、品種改良に仕事人生をかけた技術者が相当数紹介されている。顕彰された者、現地からも評価された者もいれば、半ば挫折した者もいる。永井荷風の弟の永井威三郎が、朝鮮総督府農事試験場で品種改良事業に取り組んでいたなども、新たに知ることができた。  一見中立的に見える技術が植民地統治にいかに関わりがあったのか、新たな見方を教えられた。  

Posted by ブクログ

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