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ココロコネクト ステップタイム ファミ通文庫

庵田定夏【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン/角川グループパブリッシング
発売年月日 2012/06/30
JAN 9784047281226

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商品レビュー

3.5

26件のお客様レビュー

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2020/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青いなあ、青春だなあ、キラキラしているなあ、尊いなあ……という思いは最後まで保たなかった。 一。恋愛を肯定出来るのは稲葉んに入り込んでいられる稲葉んのシーンだけだと痛感した。なんでこんなに例外なんだろ? 他の子、特に恋愛を「している」ではなくて「求めている」状態の子だと、とても寄り添えない。 これだから年中発情期な人間という生き物は!もっと自分でコントロールしろ!となってしまう。他にないのか!それだけなのか!って。 わたしの通常モードはそっちだ。だからつくづく稲葉んて不思議なのだ。 これまでも著者は恋愛至上主義なのかなと思うことはあったけれど、まあターゲット層故かもしれないけれど、相容れないなあ……。 デレないと飽きられちゃう可能性にはじめて思い至ったらしい稲葉んがピュアすぎて驚いた。 だから迷わず脱デレ出来たんだな……。自分のことだから仕方ないけどデレの威力に無自覚すぎる。どれだけ100%打算なしでデレていたんだ。 ちゃんと伝えないと伝わらないから、伝えたいから、くらいは考えていると思っていたよ! 本当に、ただただ嬉しかったんだなあ。デレデレだなあ。そもそも自分の在り方に執着せずにデレばん化しちゃったところ、素直で可愛くて愛に溢れていてめちゃすきだ。 結果的に千尋のおかげで気付いて脱デレした訳だけれど、片想い、デレ、脱デレ、の流れが通り過ぎてみると完璧すぎて著者に脱帽する。 あんなに一生懸命アピールし続けて、お色気になっちゃう捨て身さは振り向いて貰えたとしてそれで良いのかという必死さで(伊織と藤島はとても罪……)、応えて貰えてすごく嬉しくて。ずっと一緒にいたいよね。(デレすぎ) デレを封印しても甘える前提とか砂糖が大盛りで、というかそれじゃ全く封印出来ていないよ……! 本当もうご馳走様です幸せ。 二。文研部発足時から部を仲間を大切に思っていた稲葉んが中々にショックだ。 流れで一緒にいるうちに段々とそうなったんじゃないのか……。初対面から然程間を置かずにめちゃ求めて受け入れていたのか……。 素で物凄く両手を広げているじゃないか。いっそノーガードじゃないか。これまでの描写から受けていたわたしの「閉じている」「いた」イメージがガチすぎたか? 中学時代(まで?)に壁を作っていても、まあこれも自称なので程度はわからないけれど、人中にいれば、ちゃんと人を求めるように自然となるのかな。 元々稲葉んの人間不信って、自分をひどい人間だと思っていて疑うことは間違いだという大前提があって、それって相手のことを物凄く信用しているよね、とは思っていたけれども。そういうとこすきだけど。 それでも警戒心を解くまでに多少時間が掛かる子だと思っていたのだ。そういう子に大切なひとたちが出来て、という繊細さに、たぶん一番感情移入していたのだ。 その点、伊織との友情秘話は、距離が大きく縮まることが自然で良かったと思うけれど……。 まだ別に仲も良くない同級生たちとだらだらするだけの目的のない部活、を尊べることが理解出来ない。全く合理的でない。わたしならもっと有意義に時間を使いたい。みんなどれだけ人恋しいんだろう。 今ならまあわかるけれど、同時に、ちゃんと尊び続ける自信はない。現象を利用しても、現実的には稲葉んの言う通りやっぱり崩壊かなあ……。 稲葉んは、ちゃんと最初に必要として、更にそこに居続けたから、現象という結果的に素晴らしい刺激があってそうして大切なふたつ(唯青木との関係は割とどうでも良い。……そういうところがだめ)を手に入れた。 前の短編集で、ふうせんかずら遭遇以前に、自分の送る学生生活を全く卑下せず尊重して満喫している稲葉んも軽くショックだったけれど、今回の部活発足時エピソードは決定打だ。 共感が出来ない。遠い。稲葉んなのに。ずっとめちゃくちゃ感情移入して来たのに。悲しい。 ……とりあえず過去の部活エピソード二編はもういっそなかったことにしようか。 所詮わたしは初期の千尋だと思うと本当にいやだ。 みんなしてよく知らないお互いをはじめから「いい人間だ」と全力で断じすぎている。めちゃくちゃ信用している(若干上から目線で)。 自分が感じた第一印象が絶対的至高なのか。どれだけ見る目があるつもりなんだ。 まあ、高一だから……自分のその頃を思えば、ちょっと違うけれど似た身に覚えだってあるし、わかるのだけれど。 でもみんなにとって「然程良くない人間」レベルですらむしろ有り得るのかという妄信ぶりだ。 ラノベの登場人物たちはとても若いうちにいろんなことに気付くきっかけがあって、まだまだこれからなうちにしっかり獲得出来ていて、眩しい。ああ劣等感。

Posted by ブクログ

2017/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ8巻、短編集の2。「ふうせんかずら」は登場せず、普通の高校生の日常を描く4本。正直、この年齢になると「デート×デート×デート」は余りに幼すぎて(微笑ましいとも…)、少し引き気味。やはり「ふたりぼっちの友情」か。2巻と4巻の伊織・姫子の間の、誰も入れない、二人だけの友情譚がここに由来するのか、ということを明快に示した好編。心から「友達」と言えたふたり。ただ、高2~高3にかけ、伊織が太一をどうに見ていたか?。姫子を悲しませる行動は許さない、らしきところがあるが、太一への恋慕を封印したままのようでも…。 ふっきっているのは間違いない。ただ、同じように自分に自信がない伊織と姫子だが、自分を押し出すことに躊躇いのない姫子と、他人に過剰に合わせることで平和な関係を構築してきた伊織とでは、太一に対する行動や向き合い方が違いすぎ、自分を全面に出すことのできない伊織が一歩引いたのでは、とも考えられる(伊織びいきが過ぎるかな…)。まぁシリーズは完結したので、この辺りが明らかにされることはないだろうが…。

Posted by ブクログ

2016/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

4つの物語の短編集。 文研部の創設時期、稲葉・永瀬の友情物語、3組(太一×稲葉、青木×唯、石川×中山)のトリプルデート、リア研部(藤島、千尋、紫乃)の活動。 稲葉、永瀬の友情物語は、永瀬のストーカーについて調査するお話。まだ仲が良くなかった二人が事件を通して、二人の心が徐々に開いていく。永瀬が稲葉にだけは心を開いていたんだなーとよくわかる。 トリプルデートの中山ちゃんのダメっぷり、唯の奇声、栗原の暴走にニヤニヤしてしまう。 最終話への伏線もチラホラ。

Posted by ブクログ

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