- 書籍
- 児童書
七夜物語(下)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
七夜物語(下)
¥385
在庫なし
商品レビュー
3.6
108件のお客様レビュー
いま夜が明ける。二人で過ごしたかけがえのない時間は-。深い幸福感と、かすかなせつなさに包まれる会心の長編ファンタジー。 上のファンタジーへの入り方、グリルレルとの出会いのシーン、さよの母親とのエピソード、頼りにならない仄田くん、よかった。とても読んでいて楽しかった。 中・下と...
いま夜が明ける。二人で過ごしたかけがえのない時間は-。深い幸福感と、かすかなせつなさに包まれる会心の長編ファンタジー。 上のファンタジーへの入り方、グリルレルとの出会いのシーン、さよの母親とのエピソード、頼りにならない仄田くん、よかった。とても読んでいて楽しかった。 中・下と進む中、さよと仄田くんは成長していくのだが、わたしは成長前のこの状態の二人が好きで、だから後半は二人の会話や行動、考え方がなんだかつまらなくなってしまった。作品の良しあしではなく、私自信の好みの問題だろうか(ヘタレ男子かわいい) 下巻になってから新キャラがたくさん出てくるのもちょっと読む気をそがれてしまった。グリクレルいっぱい出てきてほしかったな。
Posted by
上下巻通して、私としてはだいぶ時間をかけて読んだ。 途中、くじけそうになったけれど、展開がファンタジーっぽくて、上巻だけで、やめてもいいかもと思いながら、下巻と読み通せた。 特別、ヒーローでもみんなの人気者でもなく、どちらかと言うと、クラスの中では、目立たない、友だちも少ないよう...
上下巻通して、私としてはだいぶ時間をかけて読んだ。 途中、くじけそうになったけれど、展開がファンタジーっぽくて、上巻だけで、やめてもいいかもと思いながら、下巻と読み通せた。 特別、ヒーローでもみんなの人気者でもなく、どちらかと言うと、クラスの中では、目立たない、友だちも少ないような、団地に住んでいる2人の小学生、仄田くんと、鳴海さよ。 七夜物語を介して、夜の世界への冒険をして、たくましくなっていく。 —自分にとって一番大切なものを救おうとすることは、誰にでもできること。でも、とるに足りないもの、失って誰もたいして困らないものを守ることは、ばかなこどもにしかできないことだったわ、、これは、冒険のおわりごろ、はざまの世界で、黒猫のフリーダが2人にかけた言葉。 ここまできて、読んで良かった、なと思った。
Posted by
深いお話。おもしろかった。 長かった気がするけど、七夜なのだなぁ。読んでるこちらも、主人公2人と一緒に冒険しているようで、どっと疲れたけど、ほっと幸せな気持ちになった。 冒険の後に、もしも図書館に行って『七夜物語』を読まなかったとしても、やはり同じ結末なのかしら。そうなるんだろう...
深いお話。おもしろかった。 長かった気がするけど、七夜なのだなぁ。読んでるこちらも、主人公2人と一緒に冒険しているようで、どっと疲れたけど、ほっと幸せな気持ちになった。 冒険の後に、もしも図書館に行って『七夜物語』を読まなかったとしても、やはり同じ結末なのかしら。そうなるんだろうなぁ。 酒井駒子さんの絵も、物語にぴったり。
Posted by