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言語小説集
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言語小説集
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
短編「言い損ない」どう締めくくるのかと思ったが、ほのぼのした終わり方でGOOD。「五十年ぶり」味がある。「見るな」落ちが洒落てる。「言語生涯」言葉遊びが上質。
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地味だが、井上ひさしらしい本という感じもする。ブンとフンなんかでも見られた言葉遊び、言い違いなど言葉をたくさん知ってる作家ならではという感じ。ちょっと野田秀樹も連想。
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(図書館1月26日借出) タイトルそのまま言語を素材とした7つの短編小説集。 文法、記号、言語障害、方言などいろいろな言語にかかわることを主役や味付けにした話ばかりで興味深い。 いまやすっかり過去の遺物になってしまったワープロの機械内を覗くような「括弧の恋」はワープロを使っていた...
(図書館1月26日借出) タイトルそのまま言語を素材とした7つの短編小説集。 文法、記号、言語障害、方言などいろいろな言語にかかわることを主役や味付けにした話ばかりで興味深い。 いまやすっかり過去の遺物になってしまったワープロの機械内を覗くような「括弧の恋」はワープロを使っていた当時をなつかしく思い出させる(ほんとうに、変換に時間のかかるキーがあったっけ、と)。人間から言葉をとりあげる非道を描いた「極刑」もすごい。日本語の起源に迫る「見るな」のどんでん返しにもおどろかされた。
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