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白鳥の歌なんか聞えない 新潮文庫

庄司薫【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2012/03/29
JAN 9784101385327

白鳥の歌なんか聞えない

¥220

商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2022/04/08

薫くん日比谷高校卒業後、モクレンが咲く春の6日間の出来事。 これから、人生を歩もうとする青年達が、一人の老人の死に影響を受ける。 影響受けすぎた由美ちゃんと、薫くんが大人になってしまうのを読んでしまうのか?とは、余計な心配。 さらっりスマートな文章は相変わらず。だけど、謎の美女に...

薫くん日比谷高校卒業後、モクレンが咲く春の6日間の出来事。 これから、人生を歩もうとする青年達が、一人の老人の死に影響を受ける。 影響受けすぎた由美ちゃんと、薫くんが大人になってしまうのを読んでしまうのか?とは、余計な心配。 さらっりスマートな文章は相変わらず。だけど、謎の美女に語らせる生き方などは、若者へのメッセージなんでしょう。 薫くんというキャラが、この世代あたりから求められていた青年像だったのかな。裕福な秀才、優しくて思慮深い。みんな好き。 薫くんが、老人の読み込まれた大量の本に向かった時の「まるで敵の城塞の弱点を発見しようとでもいうように」って、表現好き。

Posted by ブクログ

2021/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズものだったとは…。 青年期のモヤモヤ感がよく描かれているのかなあと思います。言っていることはよく分からなかったけど。

Posted by ブクログ

2019/04/07

薫くんシリーズ2冊目。今回は、由美ちゃんとの関係性に大きな変化が訪れるのか?と思わせる展開。結局この後、2人が正式に恋人同士になったのかどうかは分からないけれど、付き合いましょうそうしましょう、なんて口約束は必要ないのかもしれない。だって、薫くんは由美ちゃんの、由美ちゃんは薫くん...

薫くんシリーズ2冊目。今回は、由美ちゃんとの関係性に大きな変化が訪れるのか?と思わせる展開。結局この後、2人が正式に恋人同士になったのかどうかは分からないけれど、付き合いましょうそうしましょう、なんて口約束は必要ないのかもしれない。だって、薫くんは由美ちゃんの、由美ちゃんは薫くんの、心の片割れなのだから。 薫くんが自分自身と戦う様子は、今回も圧巻。でもね、そんなにずーっと色んなことを考えてたら、いつか気が狂ってしまうんじゃないかと心配になる。たまには、流れに身を任せてもいいんじゃない?

Posted by ブクログ

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