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コサック 1852年のコーカサス物語 光文社古典新訳文庫

レフ・ニコラエヴィチトルストイ【著】, 乗松亨平【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2012/03/13
JAN 9784334752477

コサック

¥935

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2018/11/03

最初はコーカサス地方の情報処理にてこずってしまった。ロシアに住んでいたキリスト正教の青年が戦争を通じ、土地の遊牧民の生活に惹かれていく。なんだか読んでいて、旅先だからこその大胆さを主人公が発揮してるような印象。コサックは流れてきた人達なのかな。元々いるタタール人の方が上品だという...

最初はコーカサス地方の情報処理にてこずってしまった。ロシアに住んでいたキリスト正教の青年が戦争を通じ、土地の遊牧民の生活に惹かれていく。なんだか読んでいて、旅先だからこその大胆さを主人公が発揮してるような印象。コサックは流れてきた人達なのかな。元々いるタタール人の方が上品だという表現がある。動物を飼育し、けして洗練された生活でない中で、女性でも気が強く合理的に自分の意見を持っている。この土地の爺さんを主人公にした別の話も読んでみたい。なかなか遊牧民の生活風景に触れる作品がない。

Posted by ブクログ

2015/08/21

人が、獣が、山が、これほど生き生きとした物語はほかにあるだろうか。 若きオレーニンから、若きトルストイから吹き上げる爆風を、ぜひ全身で感じてほしい。

Posted by ブクログ

2012/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ロシアの文豪・トルストイの初期の作品。 無気力な生活を送っていた青年貴族・オレーニンが軍隊に志願し、中央アジアのコーカサス(カフカス)へ赴任。 雄大な自然に抱かれ、コサックの生活に溶け込み、村の娘に恋をする。 コサックの生活様式、文化、狩猟と酒、チェチェン人との関係などが描かれています。 遊牧民の描写では、やはり東洋的な要素が垣間見えます。 巻末には訳者による解説があり、ロシアにとってのコーカサスの位置づけ、ロシア文学の題材としての役割、こんにちも残るチェチェン問題、またトルストイの略歴と文学の過程も述べられています。 トルストイ自身の若き日の経験も盛り込まれているそうですが、のちの『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』とは趣きの違う作品だそうです。 ニン、トン♪

Posted by ブクログ

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