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小説・震災後 小学館文庫

福井晴敏【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2012/03/06
JAN 9784094087048

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小説・震災後

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商品レビュー

3.8

44件のお客様レビュー

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2023/05/22

東京に住む家族の話。違う時代を生きた息子父親祖父の三世代がそれぞれの苦悩が印象的。ただ、息子の悲劇の主人公感がちょっと痛い。当時の政府の対応、原発、放射能等の問題で不信感を与えたのは確かだが、、、

Posted by ブクログ

2023/02/27

 2011.3.11に発生し、未曾有の事態となった東日本大震災。本書は、同年6月から「週刊ポスト」で連載され、同10月に刊行された単行本「震災後」の文庫化とのこと。解説が、あの石破茂さんというのも凄いですね。  読みながら、著者のリアルタイムでの正確な知識と状況把握に驚きながら...

 2011.3.11に発生し、未曾有の事態となった東日本大震災。本書は、同年6月から「週刊ポスト」で連載され、同10月に刊行された単行本「震災後」の文庫化とのこと。解説が、あの石破茂さんというのも凄いですね。  読みながら、著者のリアルタイムでの正確な知識と状況把握に驚きながら、発災直後のことを思い起こしました。内容がとてもリアルで、敢えて「小説」と付けたタイトルの意味を考えてしまいます。重いイメージと共に、どんな伏線が仕込まれているのか等、想像力を掻き立てられました。  東京で暮らす野田一家、特に祖父・父の姿と言葉を借りて発する、著者の熱いメッセージ性が強く、時間が経過した今となっては、くどい或いは説教くさいなどと揶揄されるかもしれません。  しかし、震災直後の収拾のつかない混乱ぶり、政府・マスコミ・国民が右往左往し疑心暗鬼になり、相手に対する配慮の欠如が誤解を生み、誤解が嘘を招くという負のスパイラルが起きる描写は、生々しく色褪せずに甦ります。  今振り返っても、人間の弱さ・愚かさを感じ、ここ3年ほどのコロナ禍にも教訓は生かされていないなと、つくづく感じます。  被災地のボランティア経験は、野田の息子に自己有用感と共に、高揚感の反動としてボランティア・シンドロームの引き金になり、事件につながってしまうのでした。  個人的には、特に野田家と被災者との関わりの場面には涙を誘われました。こうした、人との関わりの中で、進むべき道を見出そうとする物語に比重がもっと置かれていたら、より共感できたのかなと思います。  それでも、祖父から父へ、そして父から息子へ、希望をつなぎ未来を示そうと、その方法を模索し伝えようとする姿勢そのものが、明日への道筋と受け止めました。

Posted by ブクログ

2019/08/22

読んでいるうちに、あの時の気持ちがよみがえる。 やっぱり苦しくなる…。 子供たちの未来と将来について、とても考えさせられた。 親父と妻は芯が強くて、主人公のダメっぷりが際立つが、 これが私自身も含めて、大多数なのかもしれない。

Posted by ブクログ

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