1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 新書

語りきれないこと 危機と傷みの哲学 角川oneテーマ21

鷲田清一【著】

定価 ¥796

¥220 定価より576円(72%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川学芸出版/角川グループパブリッシング
発売年月日 2012/02/13
JAN 9784041101094

語りきれないこと

¥220

商品レビュー

3.6

14件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/10/16

震災経験を経た人たちの傷みを、聴くということで、癒していく いつか来る瞬間が来た時に、納得することができたらそれで良い

Posted by ブクログ

2016/11/24

「臨床哲学」を提唱する著者が、震災以後の問題について論じた本です。 ところどころに著者らしい繊細な精神のきらめきが見られますが、意外にも紋切り型の意見が多く目につくように感じました。とりわけコミュニティの崩壊について論じている個所は、少なくとも表面的には、保守派の懐旧と重なって...

「臨床哲学」を提唱する著者が、震災以後の問題について論じた本です。 ところどころに著者らしい繊細な精神のきらめきが見られますが、意外にも紋切り型の意見が多く目につくように感じました。とりわけコミュニティの崩壊について論じている個所は、少なくとも表面的には、保守派の懐旧と重なってしまいます。 確かに、「語りきれないこと」というタイトルが表わしている問題は、どこまでも重く受けとられるべきでしょう。著者自身、震災からの復興のプランを声高に語るメディアや評論家を批判しながら、みずからの言葉が「語ることができない者に代わって語る」という身振りを反復していることを自覚していないはずはないと思います。それでも、現在の日本の哲学者の中では例外といえるほど細やかなことば使いと繊細な知性を示している著者にしては、ややことばが「鈍い」のではないかという印象を拭えませんでした。

Posted by ブクログ

2014/10/17

二つの大震災のショックと痛みを再体験しているなかで出会った本。「語り直し」という言葉は、深く傷みを受けた自分を見つめなおしそれを認め、改めて作り直すことでもあると思う。「語り直し」のプロセスには伴走者が必要であるという。それこそ主ご自身で、神の家族としての私たちなのであろう。(小...

二つの大震災のショックと痛みを再体験しているなかで出会った本。「語り直し」という言葉は、深く傷みを受けた自分を見つめなおしそれを認め、改めて作り直すことでもあると思う。「語り直し」のプロセスには伴走者が必要であるという。それこそ主ご自身で、神の家族としての私たちなのであろう。(小平恵氏)

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品