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ふたご 緋牡丹と白百合 アズ・ノベルズ

丸木文華【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 イースト・プレス
発売年月日 2012/01/30
JAN 9784781607290

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商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2013/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさかのハンニバル。でもギリ主人公たちは禁忌からうまく逃げた感じ。そこガッツリいかれたら、さすがに引くが…。近親相姦の禁忌はもうなきがごとし。まぁ、家族に隠れてこそこそHしてんのやけどね、。

Posted by ブクログ

2012/03/08

「義父~梅花日記~」に続く第2弾の明治レトロBL。前作では父子でしたが、血の繋がりはありませんでした。今回は兄弟でしかもふたごという、濃い血で繋がれた栄之助と直次郎が主人公。二重三重の禁忌ものではあるけど、二人の愛情がとても強いので、背徳感や薄暗さはあまりなし。 それよりも、二人...

「義父~梅花日記~」に続く第2弾の明治レトロBL。前作では父子でしたが、血の繋がりはありませんでした。今回は兄弟でしかもふたごという、濃い血で繋がれた栄之助と直次郎が主人公。二重三重の禁忌ものではあるけど、二人の愛情がとても強いので、背徳感や薄暗さはあまりなし。 それよりも、二人の周囲で起こる猟奇的殺人事件のほうが禍々しく嫌悪感をあおりますね。こういう事件は、江戸川乱歩や横溝正史のレトロな探偵もののようで怪しい雰囲気いっぱい。 登場人物の言葉使いも、現代風ではなく少し昔の言い回しにアレンジされていて、すごくよかった。ちょっと古めのセリフに時代物の良さを感じました。 男らしく逞しい栄之助と、病弱で美しい直次郎は似ていても対照的な双子。仲良し兄弟だったのに、兄は復員してから人が変わったようになり、弟をあからさまに避けるようになります。そのことに心を痛める直次郎ですが、更に巷で騒ぎになっている猟奇殺人と栄之助との関連を疑い、ますます心を痛めることに。 兄を疑いつつも嫌悪することなく、常にその身を気遣う健気な直次郎です。病弱ですが、兄のために真実を突き止めようとする気概もあって、優しさの中にも強さを秘めた美人。そんな彼に言い寄るヤカラがいろいろいて、栄之助としては心休まる暇はなかったと思われます。 兄は兄でいろいろ苦労してたんだなとつくづく思いました。 なので、互いの気持ちを確かめ合った後はもう大変。ラブラブなんて言葉では説明できないほどのラブラブ。Hシーンは前半は初めてだったり、気持ちのすれ違いだったり、すんなりとはいかない部分もあるのですが、それでも二人が互いを好きという気持ちがしっかり伝わってくるエロさ。 それが、もう両想いとわかってからはさらにヒートアップ。誰も止められない感じ。 「義父」の時には、ヒワイでポルノちっくなところが前面に押し出されていましたが、この双子はラブラブエロ。ずーっとくっついています。「はなひらく」では、もう二人の世界。好きで好きでたまらんというのが、しっとりねっとり、炸裂してます。もちろん、いつものHな擬音も全開!丸木センセの擬音はすごいです。そして、進化し続けていますね。 「はなひらく」は栄之助視点。二人の世界解禁になったのに、なぜか繋がろうとしない直次郎のことを寂しく思うのですが、実は弟、自分がエロくなりすぎて怖くなっちゃっただけのことだったというオチ。もう、出家するしかないとまで思いつめていた弟とまたHすることができて鼻血でそうになってるお兄ちゃんです。 バカップルの最高峰でした。

Posted by ブクログ

2012/02/19

時代は明治。 代々医師の家系に生まれた黒木直次郎と永之介。 美丈夫で軍医の兄、永之介が戦争終結後がらりと性格が変わって帰国した。 出生前に只一度と請われて身体を許した直次郎は困惑する。 身体の弱い白百合のような直次郎に執着する実の兄永之介。 そんな中巷では猟奇的な殺人事件が連続し...

時代は明治。 代々医師の家系に生まれた黒木直次郎と永之介。 美丈夫で軍医の兄、永之介が戦争終結後がらりと性格が変わって帰国した。 出生前に只一度と請われて身体を許した直次郎は困惑する。 身体の弱い白百合のような直次郎に執着する実の兄永之介。 そんな中巷では猟奇的な殺人事件が連続してきて。 という感じだと英国推理小説のようですが、内容は軽めでした。 事件も猟奇的というほどでは。。。と。 猟奇的殺人事件が苦手でしたから極あっさりとしていて助かりました。 もう少し双子の関係性が濃いのかなと思って読んだのですが。 この時代の変化の途中の雰囲気が好きなのですが☆ 初めて読んだ作家さんでした。

Posted by ブクログ

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