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失敗の愛国心 よりみちパン!セ

鈴木邦男【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 イースト・プレス
発売年月日 2012/01/01
JAN 9784781690346

失敗の愛国心

¥550

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2021/02/13

【概略】  暴力から言論へ。左翼に認められた右翼ともいわれた40年間の活動、半生から「愛国心とは?」を考えた一冊。 2021年02月13日 読了 【書評】  ずっと読みたいと思っていた鈴木邦男さんの本、その一冊目がこちら。なぜこの本を選んだのだったかな???多分、内田樹さんの著...

【概略】  暴力から言論へ。左翼に認められた右翼ともいわれた40年間の活動、半生から「愛国心とは?」を考えた一冊。 2021年02月13日 読了 【書評】  ずっと読みたいと思っていた鈴木邦男さんの本、その一冊目がこちら。なぜこの本を選んだのだったかな???多分、内田樹さんの著書の中で言及されてたと思う。(読んでる本の中で言及された本は、その全てではないけれど Amazon の「欲しいものリスト」に積み上げていってる。何か別の本を購入するときに、フラリと購入して読む習慣)当然だけど、自分の年齢的に、リアルタイムで「たぎっていた鈴木邦男さん」を見たことはなく、既に「現在の鈴木邦男さん」になった状態の鈴木邦男さんをテレビで見て、興味はあったのだよねぇ。ちゃんと右翼や左翼の本なども読んでみたいと思っていたし。  この本は、「愛国心とは?」というよりも、「鈴木邦男さんの自伝書」と言った方がよいのかも知れない。本人曰く「失敗の連続」だった人生、その人生から至った愛国心とは?への言及・・・こんな流れ。だからどちらかというと、(その目前に横たわった)失敗を、時間という奥行きをつけてどうやって自身の人生のスパイスとしていくか?という部分に力点が置かれていたような気がする。「自分の人生、終わらせてもいいかな?」と、「今この瞬間」1ミリでも思ってる人は、その決断と行動をする前に、読んでみてもいいかも。深刻なトーンでも、説教じみてもいないから、ほどよいスープが冷めない距離で読めるかもしれない。  さて、愛国心だよ。国が、その国民それぞれに愛国心を求めるのは、正直ヤバいと思っていて。愛国心の定義すらできてないし、いや、定義なんてしたらいけない部類のもののような気がするし。吹けば消し飛ぶような組織を運営している立場にとって、確かに「当てはめようとする」って・・・楽なんだよね。「~であるべきだ」ってしちゃうの。でもそれは、手順であったり手続きであったりといった箇所にとどめておいて、その組織に属する人間というナマモノにまで手を伸ばそうとするのは違う。  でも、愛国心は、誰にだってあると思っている。愛「国」心じゃないかもだけどね、各自の自覚としては。愛「自身の(精神的な)半径2メートル」心かもしれないし、愛「県」心かもしれない。人間がナマモノであり続ける限りは、(精神的にも肉体的にも)「土着」という要素は切り離せなく、それが愛国心の養分となってると思う。でもそれは、クッキーとかパンを焼く前に使う型押しで決まるものじゃない。鈴木邦男さんもこの本の中で似たようなこと、書いてたなぁ。とある事象には、名前がついた途端、色んな制約がなされる。愛国心ほど日本国内で不遇の人生(?)を送ってる言葉は、ないかもね。愛国心という言葉を出した時点でどこか周囲からの視線、変わる気がするものね。  人の人生って、振り返ると色んなトリガーで変わってくるのだなぁと思ったのが、鈴木邦男さんが浅沼稲次郎・社会党委員長が当時の鈴木邦男さんと同年(17歳)山口二矢という人物に影響を受けたということ。同い年という要素がかなり大きかったみたい。思想でも信条でもなく、同い年の人間が(殺人という)大それたことをしたことに対して、だよ。そりゃみんな、尾崎豊の曲に一度はやられる訳だ。そして、尾崎豊は尾崎豊であることに苦しんでしまう訳だ。  自分自身の感覚は保守・・・と思っていたけど、いやリベラルな感じもするし・・・でも、リベラルを標榜(?)してる方達の(意見が合わない)周囲への攻撃性にどうしても嫌悪感を抱いてしまう部分もあるし、そーゆー人達のなんか大事な箇所から目を逸らして(=話題に触れずに)いる感じも好きじゃなくて。そんな感じでモヤモヤがあったりしてて。だからもうちょっとだけ、鈴木邦男さんの考えに深く触れてみたいなぁと思ったかな(=他の本も読んでみたい)。今となっては何が右で何が左かわかんないけど、好奇心の塊のような雰囲気、鈴木邦男さんから感じるからなぁ。

Posted by ブクログ

2013/03/10

興味深く読みました。右翼活動家というと遠いことのような気がするけれど、本人にしてみればいろんな偶然や選択の積み重ねの結果なのかもしれないです。最後のほうは時系列で書かれていなくて、ちょっと混乱しました。

Posted by ブクログ

2012/06/22

右翼にしても、左翼にしても、自分たちだけに正義があり、変えられるのは自分たちだけだと考えることが危うい。その危うさを払拭するには「謙虚さ」「謝る」ことだと鈴木さんが説いている。鈴木さんの思想遍歴を通して、戦後日本の思想の全体を俯瞰することができる。

Posted by ブクログ

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