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印象派という革命

木村泰司【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2012/01/26
JAN 9784087814965

印象派という革命

¥550

商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2022/06/18

現代の私たちに最も知名度があり受け入れられている印象派のアウトプットが、宮廷画家から美術アカデミー・サロンとくる保守本流の流れのなかで、いかに異端であったか、よくわかった。書名の通りまさに革命。 また、この時代の画家達の、例えば現実をそのまま描くこと、社会の闇を描くこと、約束ご...

現代の私たちに最も知名度があり受け入れられている印象派のアウトプットが、宮廷画家から美術アカデミー・サロンとくる保守本流の流れのなかで、いかに異端であったか、よくわかった。書名の通りまさに革命。 また、この時代の画家達の、例えば現実をそのまま描くこと、社会の闇を描くこと、約束ごとを破って描くことは、既存の絵画解説でもよく指摘されることではあるが、当書では、フランスの歴史の流れの中で、もしくは当時の社会の中でそれらのムーブメントを語っているため、より理解が深まる。なぜ歴史に残ったのかも理解できた。 もちろんヨーロッパ社会も変わりつつあったため新しいうねりが定着したわけだが、アメリカ社会の新たな隆盛も印象派にとって追い風だったことは、なるほど、と。新興勢力にとって新興芸術はとても相性が良いようだ。 加えて ・印象派の面々が極めて濃厚な関係性にあったこと。しかも、少なくとも当書での紹介では、それが良性で上品な関係性であったこと ・自分が勉強不足で寡聞にして知らなかった重要な女流画家 を知ったことが、当書の収穫。

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2016/09/13

タイトルからも分かるように印象派の歴史と当時の画家の特徴がとてもよくまとめられている。 巻頭に111枚もの作品の写真が掲載されており、本文を読みながら該当の作品を見ることが出来るのがありがたい。 印象派についての概要を知るのにとても適した本だと思う。 歴史だけでなく、著者の作品に...

タイトルからも分かるように印象派の歴史と当時の画家の特徴がとてもよくまとめられている。 巻頭に111枚もの作品の写真が掲載されており、本文を読みながら該当の作品を見ることが出来るのがありがたい。 印象派についての概要を知るのにとても適した本だと思う。 歴史だけでなく、著者の作品に対する考察も勉強になった。

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2015/10/06

なかなかよかったと思います。 私も印象派の絵画は大好きな部類の絵ですが。 なぜ日本人は印象派が好きなのかという解説の序章から フランス近代絵画に至るまでの歴史と流れ、 特にアカデミーとサロンの成り立ち、またその特性 の解説を簡潔に整理してあり、ここまでがベースとして の内容があり...

なかなかよかったと思います。 私も印象派の絵画は大好きな部類の絵ですが。 なぜ日本人は印象派が好きなのかという解説の序章から フランス近代絵画に至るまでの歴史と流れ、 特にアカデミーとサロンの成り立ち、またその特性 の解説を簡潔に整理してあり、ここまでがベースとして の内容があり。そのあと各画家についての解説という 流れと配分がなかなかいいと思います。この本1冊で 大枠の流れがよくわかる本の構成になっていると 思います。 エドワードマネから クロードモネ。ルノワール。エドガードガ。 ベルトモリゾ。メアリーカサット と印象派の主たる、みんな繋がっている仲間の画家 の解説(作品・歴史・考え方・関係性など)と、 巻頭にそこでの作品のカラー口絵があって非常に 分かりやすいと思います。 ここにセザンヌがあればなあと思ったりしますが。。

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