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終着駅 河出文庫

宮脇俊三【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2012/01/10
JAN 9784309411224

終着駅

¥550

商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2017/09/05

著者が没後に娘さんの厳しい選択眼を経て編纂された本書は、著者の鉄道に対する愛とユーモアに溢れていた。読んでいると自然と笑みが浮かぶ。それを家人に見られ、あげくに不気味だと言われる。書名を見られれば更にその不気味さが増すのであろう。梅雨の旅、冬こそ旅の季節であるという著者の見識に、...

著者が没後に娘さんの厳しい選択眼を経て編纂された本書は、著者の鉄道に対する愛とユーモアに溢れていた。読んでいると自然と笑みが浮かぶ。それを家人に見られ、あげくに不気味だと言われる。書名を見られれば更にその不気味さが増すのであろう。梅雨の旅、冬こそ旅の季節であるという著者の見識に、目から鱗の心持ちだ。「旅は往路が楽しく、復路は楽しくない」という言葉が心に響く。昨年末に鉄道旅をし、尚更その思いに実感がこもる。後半の書評も良かった。『7つの国境』や北杜夫の著作が無性に読みたくなった。

Posted by ブクログ

2014/10/02

<終着駅>というタイトルだけど、終着駅以外の鉄道紀行随筆…第2章・車窓に魅せられて 第3章・鉄路を見つめて 第4章・レールに寄り添いながら…もすごくおもしろかった! くすっと笑ってしまうような、でも穏やかな文章。読んで良かった〜

Posted by ブクログ

2012/11/03

宮脇俊三は鉄道ファンであれば知らない人はいない「時刻表2万キロ」「最長片道切符の旅」の作者。この本も鉄道にまつわるエッセイ。 これまで未発表の原稿を集めてつくった本であり、上記2つの作品のような統一性は本全体にはない。

Posted by ブクログ

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