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あと千回の晩飯 山田風太郎ベストコレクション 角川文庫

山田風太郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/12/22
JAN 9784041000564

あと千回の晩飯

¥660

商品レビュー

3

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2022/08/09

72歳となった自身の老いの自覚から、そこはかとなく始めた連載日記。余生が3年として約千回の晩御飯となることから、このタイトルに。 中でも人間の尊厳について考察する内容が過激。「痴呆になった老人は無意味な人生を送らざるを得ない、その老醜を避けて自殺しようにもその決断力と行動力さえな...

72歳となった自身の老いの自覚から、そこはかとなく始めた連載日記。余生が3年として約千回の晩御飯となることから、このタイトルに。 中でも人間の尊厳について考察する内容が過激。「痴呆になった老人は無意味な人生を送らざるを得ない、その老醜を避けて自殺しようにもその決断力と行動力さえなくなっている。では、醜い老人を減らすために・・」夏目漱石の「吾輩は猫である」を参考に風太郎先生独自の「老人大氾濫予防法」が現代版楢山節考で怖い! また、こんな珍説皮肉も。「人間の1日のウンチ排泄量は平均150g。80年で約5トン。人間の最大の事業は一生に5トンの肥料を生産したことではあるまいか」 1994年から朝日新聞に連載開始した日記ですが、途中で白内障からの失明宣告、糖尿病、パーキンソン病と様々な病気が見つかり「あと千日」という見積もりが甘かったと反省、しかし結果的には2001年まで生きるので逆の意味で外れてよかった。 最後の風太郎先生の人物番付(敗戦後の復興立役者、亡国責任者、昭和の美女、日本の英雄)が意外性があり面白い。

Posted by ブクログ

2022/08/02

こんなふうに年を取りたいと思わせる、 糖尿病になっても酒や煙草をやめなかった作家の、 死生観や老いることについてのエッセイ。 さすが「人間臨終図巻」みたいな本を書くだけある人だ。

Posted by ブクログ

2020/06/12

マイブームという言葉は、もう死語になってしまったけれど、 最近、山田風太郎ブームが続いています。 冬になると、日照時間が短いせいなのか、気温のせいか、気分が落ちる日が多くなります。 こういう状態だと、何もしたくないんですが、氏の著作は、なぜか読めてしまいます。 氏の「忍法帖シ...

マイブームという言葉は、もう死語になってしまったけれど、 最近、山田風太郎ブームが続いています。 冬になると、日照時間が短いせいなのか、気温のせいか、気分が落ちる日が多くなります。 こういう状態だと、何もしたくないんですが、氏の著作は、なぜか読めてしまいます。 氏の「忍法帖シリーズ」は、忍者モノの金字塔で、海外でも多く読まれています。 私たちが忍者といったらアレだなと思い浮かべる原形を考えた人です。 エッセイも、抜群に面白い。調子が凄く良い時の後、必ずやってくる不調、 何故か氏の文章は、読みたくなります

Posted by ブクログ

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