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人は100Wで生きられる だいず先生の自家発電「30W生活」

高野雅夫【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大和書房
発売年月日 2011/11/17
JAN 9784479392224

人は100Wで生きられる

¥715

商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2013/09/30

 まず、この本は題が良くない。題を読むとまるで懐古主義のように感じてしまう。この本の幹は節電と電気以外のエネルギーを利用すれば、100Wでも生活できますよ、というところ。  電気を仲介させない熱エネルギーを有効活用することで電力消費を減らすことができるという話。  ただ、この本に...

 まず、この本は題が良くない。題を読むとまるで懐古主義のように感じてしまう。この本の幹は節電と電気以外のエネルギーを利用すれば、100Wでも生活できますよ、というところ。  電気を仲介させない熱エネルギーを有効活用することで電力消費を減らすことができるという話。  ただ、この本に限らず思うことは夏場の暑さの問題。100Wで生活するには当然エアコンは使えない。都市で生活する上ではこれは外せないだろうと思う。冬の寒さは代替のエネルギーでどうにかなるが、夏の暑さはどうにもならないのが現実。ここの解決策を示した本にはまだ出会ってない。  「1000年持続可能な社会」というキーワードはとても良いです。

Posted by ブクログ

2013/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目11箇所。たった100ワット、リビングの証明一つ分で一体どんな生活ができるのかについては、私たちが挑戦している30ワット生活を含め本文で詳しくお伝えすることにしよう。エネルギーをどう使うかは、生き方の問題である、本書では、「30ワット生活」の研究によって見えてきた、新しい豊かさや楽しさのある暮らしのあり方を紹介しながら、根底的に問われている私たちの社会の今後のあり方を考えていきたい。百姓は山に木を植える、その木が育って伐採されるのは、孫の時代である、将来の世代が安らかに暮らせるようにと配慮するのは、当たり前のことだった、その暮らしは、1960年代にほぼ消滅した、化学肥料が普及し、耕運機が牛の代わりを務めることになったため、人々は、春の田起こし、夏の草刈り、秋の落ち葉かきという重労働から解放された。スイッチを押せば、何でもできる、停電などまずない、お茶を飲みたければ、ポットにはいつも熱いお湯が沸いていて、トイレに座ってさえ、心地よく暖かい、エネルギーでみて、これだけ豊かな日本社会は、世界の中でとびぬけた存在だ、しかし、これだけエネルギーの豊かな社会なのに、私たちは、なぜこうも安心感、充実感、夢と希望に欠けているのだろうか。例えば1ギガワットの電力出力を持つ原子炉はほぼ100%の出力で連続運転する、一方、1ギガワットの出力の太陽光発電設備は昼間しか発電せず、その設備利用率はよくて30%である、したがって電力を同じ量だけ作るには、太陽光発電は原子力発電の3倍の設備容量、すなわち3ギガワットの設備が必要だ。すぐに原発は止められる、エネルギーシフトは3段階で考えるべきだ、第1段階は、すぐに原子力発電所を止めて、その分、これまで止まっていた火力発電所を動かす、日本の電力会社が持っている火力と水力の発電設備は、原子力がなくても電力需要のピークをまかなうのに十分なものである、第2段階では、都市と農山村でエネルギーの棲み分けを考える必要がある、現実問題として、自然エネルギーだけでは現在の都市の機能をまかなうことができない、都市は、天然ガス(都市ガス)によるコジェネレーション(電気と熱の同時供給)でやっていく、農山村では、集落単位のエネルギー自給をめざす、第3段階では、都市も自然エネルギーにシフトして、社会全体で自然エネルギー100%をめざす、「1000年持続可能」、つまり1000年先でもやっていられるエネルギー利用の社会である。日本政府が電気自動車の普及を盛んに言いはじめたのと、原子力業界が「原子力ルネッサンス」と称して、新型の原子炉の開発と普及を勧めるべくキャンペーンをはじめたのは軌を一にしている、人口減少や経済空洞化とともに、電力需要が下向きになりはじめた電力会社にとっても、電気自動車の普及は福音である。

Posted by ブクログ

2013/08/12

個人が100wで生きていくためのノウハウが書かれているのかと思ったけどそうではなく、そういう取り組みをしている人がいるよと書かれている本で、後半は原発への疑問点が書かれております。この国でどうやって原子力が推進されていったのかが分かりやすく書かれてました

Posted by ブクログ

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